最終更新日: 2020.09.6

発がん物質のできやすい食べ合わせ [赤ちゃん子供はもちろんダメ].

2019年5月の
ヤフーニュースで
女医がキムチや漬物を食べない理由」

というのが気になり
読みました。

私は日ごろから
ガンや認知症予防のためにも
腸内環境を整える
発酵食品をめちゃくちゃお勧めしています。

甘酒、ヨーグルト
納豆、塩こうじ
酒粕など

実際に
必ず何かしらの発酵食品を
毎日食べるようにしています。

梅干は発酵食品なの?

ではなぜヤフーニュースの女医は
漬物(乳酸菌による発酵食品)をなぜ食べないのか?



発がん物質が作られるから

発がん物質が作られるからという理由でした。

簡単にいうと
漬物に使われている「野菜」には
硝酸塩が入っています。

これが発酵過程で
亜硝酸塩に変化します。

亜硝酸塩そのものが
毒性を持っているわけではありません。

その時に
食べ合わせが悪いと
「ニトロソアミン」と言う
強力な発がん性物質
が作られてしまうためです。



「ニトロソアミン」はどんな食べ物にふくまれるの?

食べ物にはニトロソアミンは含まれません。

身体で食べ合わせが悪いと
できてしまうのです。

たとえば
以下の3つの組み合わせで
発がん物質ができやすいのはどれでしょう?

1 すいかと天ぷら
2 梅干とウナギの蒲焼
3 焼き魚と漬物

1番と2番は
昔から何となく
悪い食べ合わせだといわれています。

理由はよくわからないまま・・・

答えは
2番と3番です。

梅干とウナギの蒲焼
焼き魚と漬物
共通点は何でしょうか?

魚です。
特に
焼きすぎた
焼き魚の「焦げ」です。

この焦げの部分には
アミンという物質が
(メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミンなど)
できてしまいます。

特に
ジメチルアミンが
その後、
身体に一番影響します。

では焼き魚以外でも
ジメチルアミンは生成されるのでしょうか。



ジメチルアミンは魚以外でもできる!

魚以外でも
ジメチルアミンは作られてしまいます。

焼肉です。

一般的に
高温でタンパク質を焼くと
ジメチルアミンは生成されます。

では
先ほどの
3つの食べ合わせにもどって
どうして
2番と3番なのでしょうか?

焼きすぎたウナギの蒲焼
焼きすぎた焼き魚
には
焦げの部分にジメチルアミンが生成されます。

そこに
亜硝酸塩があると
ニトロソアミンができてしまいます。

つまり
ジメチルアミンと
亜硝酸塩が融合すると
「ニトロソアミン」と言う
強力な発がん性物質が作られてしまいます。

前述したように
亜硝酸塩は
漬物や野菜に含まれている硝酸塩が
発酵の過程でできてきます。

そこに
焦げ成分のジメチルアミンがあると
ニトロソアミンができるということです。

特に
ニトロソアミンは
酸性下で作られやすいため、
梅干のクエン酸下では
発がん物質ニトロソアミンが作られやすくなります。



発がん物質ニトロソアミンを作りにくくする方法

もう
お昼に
焦げのある焼き魚と
漬物を食べたわい!

という波平さんのような方は
どうすればいいか?

ビタミンCや
ビタミンE
また
ポリフェノール化合物などの
食品と一緒に食べると
ニトロソアミンの生成は抑えられます。

そのためにも
食後に「緑茶」を飲むと良いと思います。

口の中の衛生状態も良くなる上に
ポリフェノールであるカテキンも含まれており
ニトロソアミンの反応が抑えられ
発癌リスクが
低くなることにつながると思います。

ガンの画期的な治療法である
光免疫療法が進歩しているとはいえ
まだ臨床では使われていません。

日ごろの「食生活」を
第一に
身体、免疫、こころを整えていきましょう。



今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

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