アガリクスや霊芝といった
健康食品が
抗ガン効果を示すときいて
父親は定期的に飲んでいました。
父親の場合にはダメでしたが
実際に
がんが治った方もおられます。
効く人もあれば
効かない人もおり
メカニズムは不明。
怪しいという印象が
ぬぐえませんでした。
しかし
最近
腸内細菌の研究が進むにつれて
日常から
これらのキノコ系食品を摂取することで
免疫能がアップすることが
再注目されています。
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アガリクスやキノコなどの共通点は?
エリンギ、
マイタケ、
ブナシメジなどのキノコ系成分の
共通点は食物繊維です。
特に
食物繊維のベータ―グルカンです。
最近
腸内細菌の研究が進むにつれて
日常からグルカンを摂取することで
免疫力が
アップすることが示されました。
ハナビラタケ由来の
ベーターグルカンが
血液中の白血球数を
増加させることが報告されています。
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きのこの熱水から
抗ガン剤効果を示す成分が抽出される
実は
日本において
霊芝やシイタケ、
マイタケ、
メシマコブ、
キクラゲといった
数多くの菌類から
ベータ―グルカンは、
抽出されていました。
熱水抽出物に
抗ガン効果があることが
わかっていたのです。
すべてのベータ―グルカンに
抗がん効果があるわけではありません。
一部の
ベータ―グルカンだけです。
それらの中で、
特に
強い抗がん活性の認められたのが
シイタケ由来のレンチナンと、
スエヒロタケ由来のシゾフィラン
カワラタケ由来のクレスチンです。
レンチナン、
シゾフィラン、
クレスチンの3つは
医薬品としても承認されました。
しかし
残念ながら
ヒトには期待したほどの効果が
得られなかったことから
「抗がん剤の補助材」という扱いで
使われていました。
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現在もこれらのベータ―グルカンは入手できる?
ベーターグルカンの中の
これらの生理活性をもったベータ―グルカンを
特に
Biological Response Modifierと呼びます。
略して
BRM
「生物応答修飾物質」という感じです。
しかし
レンチナン、
シゾフィラン、
クレスチンの
製造原料が少なかったり
需要がすくなかったりで
現在は
医療現場でも使われていません。
また
健康食品としても
販売していません。
このサイトでは
なるべく
自然な食品から
栄養成分を摂ることをお薦めしているため
サプリの情報は自己責任で調べてください。
「ベータ―グルカンxサプリ」
「BRMxグルカン」
「BRMG」といった検索で
たくさん出てきます。
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まとめとして
アガリクス
霊芝などのきのこ系に
共通している
食物繊維。
特に
水溶性の食物繊維である
ベータ―グルカンは
今後ますます
注目されるでしょう。
私も
この記事を書くにあたり
キノコをもう少し多めに
摂取しようと思いました。
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今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
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うれしいです。