ステビアは、
妊娠中に
とってはだめという噂があります。
実のところ
どうなんでしょう？
ステビアは天然の甘味成分ですよ。
さらに
ステビアは血糖値を上げないため、
妊娠中毒症の危険のある方にも
良いと思います。
妊娠中
砂糖代わりに
「ステビア」を使えればよいですよね。
安全性を検証しました。
また「危険」の理由も探りました。
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ステビアは天然の甘味料
ステビアは南米原産
特に
パラグアイでは
昔から栽培されていました。
ブラジルでは
マテ茶の甘味料として
使われていました。
ステビアは
キク科の多年生植物で
葉から甘味料がとれます。
ステビアは
砂糖よりも242倍甘いため
砂糖の20分の1程度の量で
同じ甘みをつけることができます。
そのため、
糖質を約95%カットでき
カロリーは半分以下に
することができます。
現在
ステビアは
カナダ、
アジア、
ヨーロッパなどでも栽培されています。
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ステビアの甘味成分は？
ステビアの糖質は
砂糖や麦芽糖などの
糖質とは違います。
ステビオシド
および
レバウジオシドという
配糖体です。
レバウジオシドは
その構造により
AからEまであります。
世界各国で使われているため、
「ステビアは安全っぽい」です。
さらに
調べてみました。
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ステビアは日本だけで認められている？
ステビアの葉からの抽出物は、
甘味料として
日本を含めて
20か国以上で認められています。
（2019年現在）
韓国、
マレーシア、
台湾、
ロシア、
イスラエル、
メキシコ、
パラグアイ、
ウルグアイ、
ベネズエラ、
コロンビア、
ブラジルおよびアルゼンチンで
使われています。
アメリカでは、
ステビアの葉と抽出物は
甘味料として承認されていません。
ただ
「栄養補助食品」として、
または
スキンケア製品として
使用することができます。
2008年12月、
米国食品医薬品局（FDA）が
ステビアの甘味成分の1つである
「レバウジオシドA」
（上述）を
食品添加物の甘味料として
認めました。
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ステビアの食べ過ぎ量は？
ステビア
および
ステビアに含まれる
ステビオシドは
一応
安全とされています。
レバウジオシドは、
2年間、
毎日最大1500 mgの用量で
研究で安全に使用されています。
砂糖の200倍の甘さもあるために
そんなに大量に摂る必要はないでしょう。
つまり
ステビアは
少しで甘く感じるため、
摂取量も自然に少なくなります。
0.1g（100 ㎎）もとれば十分です。
つまり
ステビアは安全です。
では
どうして
ステビアは
妊娠中、危険だという
噂があるのでしょうか？
原因を探ってみました。
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ステビアの欠点・危険性
Stevia rebaudianaの避妊薬としての性質をもつ
Science.162(3857):1007 (1968).
約50年前の文献が
「妊娠中は危険」の根拠です。
この論文では
ステビアをラットに摂取させて
妊娠率が下がるという内容が
記載されていました。
しかし
この論文では
方法や結果の解釈が雑で
いくつかのグループが同じ実験をしたのですが、
再現性が取れませんでした。
つまり
信頼性がありません。
現在では
ステビアの妊娠における
悪影響はないとされています。
ただし何事もバランスです。
最後に
ステビアや
ステビオサイドを
摂取した人の中には、
たまに
膨満感や吐き気を
経験する方がいます。
めまい、
筋肉痛やしびれ感も報告されています。
もしこのような症状が出た時には
すぐに摂取を控えましょう。
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ステビアは「妊娠中危険？」のまとめ
妊娠時には
ステビアを毎日、
少量口にしたぐらいでは
まったく問題ありません。
しかし
ステビアにこだわる必要もありません。
血糖値を上げない
安全な甘味料のおすすめの摂り方は
●ステビアに加えて
「ラカントS」や「オリゴ糖」も
摂り入れ、バランス良く
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