今回
腸内細菌学会に初めて参加しています。
私にとっては
新しいことばかりで
今日1日目だったのですが
頭がパンパンになりました。
腸内細菌の解析方法の進歩はすごいです。
何でも外注で全て行い
大量の細菌のデータが集まってきます。
その後の解析も
かなり進んでおり
悪玉菌や善玉菌といった
単純な分類だけでなく
乳酸、酪酸、プロピオン酸といった
細菌の分泌物までもわかるのです。
全く知らなかったので驚きの連続です。
今はまだ頭の中が
ごちゃごちゃなので一つだけ。
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歯周病菌は腸内環境を悪化させている
口の中の二大病因の一つとして
「歯周病」があります。
歯周病菌が
腸の環境を悪化させているということです。
特に
歯周病菌として有名なのが
ポルフィロモナス・ジンジバリス (P. Gingivalis)。
この菌が
腸内環境を悪化させているようです。
さらに
歯周病は
Ⅱ型糖尿病、
動脈硬化やリウマチなどとも
深く関係してきます。
もちろん神経難病とも関わってきます。
しかし
腸内細菌層から
この歯周病菌が
まだ単離・同定されていないということが
議論されていました。
実際には
糞便の菌の中からは
歯周病菌が取れていないと言うことらしいです。
私にとっては
新しいことばかりなので
言っている意味が良くわからず
目をぱちくりしていました。
腸内細菌の中にも「接着性」が強いものは
腸内の粘膜層にくっついて
糞便にまで出てきてないのではないかと
推測もしていました。
(-_-)???
理解できたこととしては
口内細菌、皮膚の菌
また腸内細菌
全ては関連しているみたいです。
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腸内細菌研究は治療にも直結する
病気になるのも
健康を維持するためにも
腸内細菌を含めて
体に住む菌は
すべて関連しているということがよくわかりました。
さらに
治療にも
菌が関わってくると思います。
実際に
「糞便移植」が
肥満
神経変性
アレルギーなどに有効らしいです。
あとは
「菌体成分カプセル」が
将来出てきそうです。
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みそしるが出ていれば
一押しお願いします。