最終更新日: 2020.09.6

赤ちゃんにいつ頃から乳酸菌などのプロバイオティクスは大丈夫?

働く乳酸菌
神経系と腸内環境は切っても切れない関係です。

なんと
いまおこなっている
多系統萎縮症の病態でも
腸とのつながりが出てきました。

あまり詳細には
ふれることができませんが、
早速、
来月、腸内細菌を勉強しに
東京へ行くことにしました。



プロバイオティクスとは

パーキンソン病や
レビー小体型認知症や
多系統萎縮症も
「腸内環境」と
密接にかかわっています。

ということで
今、
腸内細菌や
プロバイオティクスについて
勉強中です。

プロバイオティクスとは
腸内常在細菌叢のバランスを良く保つために
摂取する乳酸菌などの細菌のことです。

乳酸菌とは
乳酸をつくる細菌たちのことですが、
もっと厳密にいうと
消費したブドウ糖に対して
50%以上の乳酸を産生すること。

ウィキペディアより引用



乳酸菌はどこではたらく?

乳酸菌を外から摂取すると
胃酸の酸性度が強すぎて
ほとんどの乳酸菌は死んでしまいます。

死んだ菌が全く無駄になると
いうわけではありません。

たべる菌は生きて腸まで届く必要はない。

ただし
腸の中で活躍できる乳酸菌は
胃酸の強い酸性度に耐えられなければ
腸まで届きません。



明治乳業は
約2500種類以上の乳酸菌ライブラリーの中から
胃酸に耐えうる奇跡の菌を発見しました。

これが今回のLG21乳酸菌です。

LGとは
Lactobacillus Gasseri OLL2716の頭文字のことです。
(ラクトバチルスガゼリOLL2716)

LG21は
胃酸に耐えるばかりでなく
ピロリ菌にも殺菌効果があるという
研究報告が出ています。

LG21乳酸菌は
腸までたどり着き
腸内環境をよくしてくれるでしょう。



いつあかちゃんには
プロバイオティクスを与えても大丈夫?

母乳で育っている赤ちゃんは
うんこの大半が乳酸菌の死骸です。

そのため
あまりうんこが臭くなく
むしろ酸っぱい香りがします。

しかし
離乳食が始まると
徐々にうんこが臭くなるため
乳酸菌以外の菌が
腸内に増殖し始めると考えられます。

そこで
腸内環境を整えるために
この離乳食が始まる頃から
乳酸菌を摂取すると良いでしょう。

同時に
腸内細菌の餌となる
オリゴ糖や食物繊維も
バランスよくあげると
腸内環境は良くなります。

今日もありがとうございました。



みそしるが出ていれば
一押しお願いします。


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