認知症の人や
パーキンソン病の人の特徴として
「顔の表情が乏しい」
というのがあります。
特に
パーキンソン病の人では顕著で、
仮面様顔貌といいます。
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仮面様顔貌は
顔面の筋肉の異常によって
おこるとされています。
ある意味、
正しいのですが、
身体の異常だけではありません。
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こころ・感情の変化も問題です。
仮面様顔貌の原因は
こころ・感情の変化が乏しくなるからです。
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ではなぜ
こころ・感情の変化が
乏しくなるのでしょう?
脳内の神経伝達物質の一つ
ドーパミンが少なくなるからです。
中脳と呼ばれる
脳の領域があります。
脳の「ど真ん中」です。
おおよその場所は
左右の「こめかみ」を
結んだ線と
頭頂部からおろした線が
交わる場所です。
(--〆) はい・・・
こちらをどうぞ。
赤い部分が中脳です。
この中脳の神経細胞が
どんどんと死滅します。
ここの神経細胞たちは
ドーパミンを作り出しています。
この神経細胞が死滅するために
ドーパミン量が減り、
震えや震戦に加えて、
感情の乏しさが現れます。
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さらに悪いことに
まわりにも影響します。
毎日、
無表情な人と過ごしていると
接している人も
無表情になってきます。
(-_-) こんな感じ。
笑顔のない職場だと
こちらの笑顔も
なくってきます。
ここで大切なことがあります。
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神経は
すべての顔の筋肉や
すべての手足の筋肉
を調節しています。
と同時に
すべての筋肉からの刺激は
神経を介して脳へ伝わります。
ということは
神経と筋肉は
相互に作用しています。
この事実を生かせば
神経細胞を健全に保つことができます。
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顔のエクササイズを
することで
気持ちまで明るくなります。
面白くなくても
笑顔になってみましょう。
最初は
ぎこちなくても
徐々に
顔の表情も
柔らかなくなって
症状も良くなるかもしれません。
1つだけ
確かなことは
いつのまにか
あなたの気持ちが
あなたのまわりにも
広がっていくということです。
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幸せは、「ある」のではなく、
あなたの行動から「生まれる」のです。
Happiness is not something ready made.
It comes from your own actions.
ダライラマ
(Dalai Lama、1935- 、
チベット、仏教徒、リーダー)
認知症や
その介護の人を減らしたい。
そんな思いから
研究面とこのブログで
コツコツと活動しています。
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今日の記事はここまで。
みそしるが出ていれば
一押しお願いします。