パーキンソン病やレビー小体型認知症
の患者さんでは
脳神経系の不全だけではなく、
皮膚にも影響があります。
発汗異常や「かゆみ」です。
また
多くのパーキンソン病の患者さんでは
皮膚炎が現れます。
皮膚炎の場所は
頭皮、
髪の生え際、
眉、
唇、耳の後ろ
胸や脇、へそ部位などです。
つまり
これらの皮膚で
慢性的に炎症が起きているのです。
慢性炎症は血液マーカーだと
C-リアクディブ・プロテイン(CRP)の値で分かります。
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どうして慢性炎症が皮膚でおこるの?
全身の臓器に
必ず繋がっている組織があります。
血管と神経です。
皮膚に至る
神経終末が退行すると
「皮膚環境」が悪化すると想像できます。
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ステロイドはその場しのぎに過ぎない
皮膚炎や皮膚のかゆみの原因が
取り除かれない限り
ステロイド剤で抑えてもまた再発します。
ステロイド剤が
怖いのは
体内のホルモン成分を
撹乱するために
ジワジワと
身体に影響することです。
ホルモンは
身体のあらゆる機能を調節しています。
ステロイドにより
これらの調節機能が
ぎこちなくなります。
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食事から皮膚炎も
皮膚のかゆみも改善する
皮膚炎や皮膚のかゆみ
(以降、皮膚炎とまとめます)
私の経験上
食事から皮膚炎は
悪化したり
改善したりします。
特に
私の場合には
糖質を過剰にとると
皮膚炎は悪化しました。
糖質といっても
私の場合には
特に
「玄米」と「お酒」でした。
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玄米が皮膚炎を悪化させる
玄米でも
水に浸す時間によって
身体への影響はかわります。
玄米を水に浸す時間を1日よりは
2日、3日浸したほうが
皮膚炎はマシでした。
ただし
多く食べた場合には
さほど違いはありませんでした。
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お酒が皮膚炎を悪化させる
お酒、アルコールは
特に
体に負担がかかっていたようです。
毎日、お酒は飲むものだと
当たり前に思っていたので
なかなかアルコールが皮膚炎の原因だと
分かりませんでした。
毎日飲んでいたお酒を
週に1、2回にしてからは
皮膚炎もおさまりました。
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食生活は時間差で身体に影響する
自分の体と向き合い
何が原因なのかを
根気よく探る必要があります。
私の場合には
結局2年ほど
食生活を見つめた結果
ようやく皮膚炎の原因が
糖質であることがわかりました。
人によって原因は違うと思います。
急性で出てくるアレルギー、
食事アレルギーや
ペットアレルギーなどの場合には
すぐに反応が出るために
原因が分かりやすいです。
一方、
食事の場合には
食べてすぐに皮膚炎が
出るわけではありません。
数日経ってから
ジワジワと影響が出てくるため
原因の特定がとても難しくなります。
根気が要りますが
原因を探し出さないと
外からいくら塗っても
原因が取り除かれない限りまた再発します。
今日もありがとうございました。
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