最終更新日: 2020.05.10

植物性乳酸菌は糖質をうまく使う. [動物性と何が違う?]

植物性乳酸菌とは
植物からとられた乳酸菌のことです。

動物性乳酸菌とは
特に言わないのは
動物性といっても
あまり
利点がないからでしょう。

「植物性」というと
イメージ的に
身体にやさしい感じがする
からでしょう。

結局のところ
植物性乳酸菌と動物性乳酸菌の違いは?

植物性乳酸菌の方が強いってホント?



植物性乳酸菌と動物性乳酸菌はちがうの?

乳酸菌とは
糖質から乳酸を作る菌
全般を言います。

特に
生活の中では
ヨーグルトやチーズなどを作る
乳酸菌はよく知られています。

動物性と植物性乳酸菌の違いは
とってきた場所によって
分けられているだけです。

どっちからとっても来ても
乳酸菌です。

例えば
ラクトバチルスは
植物からも
ヒトの腸内からも分離されます。

ただし
乳酸菌は
さらに
菌属や菌種に
よって分けられているため
環境が違うと
乳酸菌の種類や性質が違ってきます。

つまり
植物性と動物性で
乳酸菌の性質が違います。



植物性乳酸菌の方が強いってホント?

一般的に
植物性乳酸菌の方が
過酷な状況で乳酸を作り出しています

例えば
ヨーグルトと豆乳ヨーグルトを
比較してみます。

牛乳は
それだけで完璧な栄養食品です。

牛乳だけで
子牛を育てるのに
十分な栄養素を含んでいます。

牛乳の中で生存する(育つ)
乳酸菌は
かなり生きやすく
乳糖を分解して
乳酸を楽々と産生しています。

一方
植物の場合には
豆を絞った汁だけでは
赤ちゃんを育てることができません。

豆乳だけじゃ
生きていけないね!
やっぱり母乳だぜ!

no milk no life!

豆汁だけでは
十分な栄養ではありません。

この中で生き抜いている
乳酸菌は
動物由来の乳酸菌よりも
過酷な環境で生活しています。

そのため、
植物性乳酸菌には多様性があり、
厳しい環境でも生き抜く
強い種類が多いです。

乳酸を作るという意味で
乳酸菌自体はおなじでも
環境がちがうと
性質も菌種の多様性も異なります。

まだまだ
詳しくはわかっていませんが
乳酸菌の細胞外多糖
(EPS;extracellular polysaccharide)が
環境とともに変化しているはずです。



豆乳グルトの味はおいしいの?

豆乳からつくったヨーグルト
豆乳グルトは試したことはありますか?

普通のヨーグルトと
味はさほど変わりません。

豆乳グルトの方が
すこしあっさり感がある程度です。

私は
家で豆乳グルトを育てており、
毎朝、豆乳を追加するだけで
豆乳グルトができます。

ただし、
旅行やしばらく放置してしまうと
乳酸菌たちの
ご機嫌が悪くなるため
長期間家を空けることができません。

( ̄― ̄)

愛情を注がないと
「味」に直結します。



おまけとして

豆乳グルトの会社が
2019年5月上旬から
8月20日(火)まで、
オリジナルQUOカードが当たる
キャンペーンをしています。

終了しました。

詳細はマルサンアイ株式会社
「感謝のきもちを届けたい!!
豆乳グルトキャンペーン

ラクトバチルス ブレビス
(Lactobacillus brevis KB290
という菌ががんばって
豆乳グルトを作っているようです。



まとめとして

日本では
古来より
みそ、しょうゆ、
漬物などの
植物由来の乳酸菌が生活に息づいています。

普段から
発酵食品を摂取して
腸に多様性を持たせると
免疫・治癒力も安定します。



今日もありがとうございました。
みそしるが出ていれば
一押しお願いします。


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