本庶佑先生の発見から開発につながった
免疫チェックポイント阻害剤が
ドンドンと臨床応用されています。
10年前には
ガン免疫療法は
うさんくさいというイメージしか
無かったのですが、
チェックポイント阻害剤以降
この印象は一変しました。
光免疫療法にかんしては
今はまだ開発・検証段階ですが、
一度
効果が認められると
他のガン種への適応拡大は
早いと思います。
チェックポイント阻害剤の適応拡大
チェックポイント阻害剤の
オプジーボ点滴静注薬が
2016年に
腎細胞がん、頭頚部ガンに適用されました。
そして
2017年には胃がんへ適用されました。
さらに
オプジーボ点滴静注薬(ニボルマブ)h
いろいろながんに対して
続々と
臨床試験の最終段階にきています。
食道がん、
小細胞肺がん、
肝細胞がん、
グリオーマ、
尿路上皮癌、
卵巣がん、
大腸がんです。
また
最終段階の一歩手前のP2ステージまで
適応が来ているガンは
子宮頸がん、
中枢神経系原発リンパ腫、
多発性骨髄腫、
膵がん、
敗血症です。
・
・
・
・
・
光免疫療法の進展具合は?
光免疫療法に関しては
まだ
頭頚部がんのみです。
しかも
臨床試験段階です。
アメリカでの
治験が一番すすんでは、
いるのですが、
そろそろ結果が出てもいいころです。
実際に
ここ一か月で
楽天アスピリアン株式会社は
多くの求人を募集しています。
しかも
多種にわたる
職種です。
臨床統計の担当
事務担当、
解析担当、
しかも
副社長も募集しています。
データが出そろい
あわただしくなってきているのかなと
勝手に推測しています。
臨床試験の結果を
まとめ、
処理する専門家
臨床統計学の部門の人員も
募集しているので
現在
アメリカで行われていた
光免疫療法の治験の集計中であることは
間違いありません。
・
・
・
光免疫療法のアメリカ以外での動き
また
光免疫療法は
その他の
いくつかの国でも
臨床試験が開始されるとの
情報はあるのですが、
まだ
正確な情報ではないので
分かり次第
報告します。
・
・
・
光免疫療法の基礎研究
一方、
光免疫療法の基礎研究、
技術革新や研究成果は
毎年
増えてきています。
といっても
2018年には
25本の論文しか出ていません。
2011年に
現在の光免疫療法の最初の論文を
小林主任研究員が発表してますから
まだ
7年しかたっていないわけです。
最近は
中国からの光免疫療法関係の論文も
多くなってきました。
徐々に
光免疫療法関係の
層が厚くなってきた感じがあります。
光免疫療法の近況でした。
・
・
・
今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
みそしるが出ていれば
一押しお願いします。