糖化ストレス研究会に参加してきました。
糖化とは
糖質がネチャネチャと分子にくっつくことです。
くっつかれた分子を
AGE(Advanced Glycation End Products・
終末糖化産物といいます。
糖質が体内に多すぎると糖化が起こってきます。
食後1時間で血糖値がグンと上がる人は要注意です。
血糖値測定器を持っている人は
自分の食後血糖値を知ることができます。
持っていない人は
以下の症状でまずは判断しましょう。
食後にすぐ眠くなる人
食後あくびが出る。
また
糖化を防ぐにはどうしたらいいでしょうか。
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糖化ってなに?
糖化とは、簡単にイメージすると
わたがし(綿菓子)です。
綿菓子は砂糖でできています。
「割りばし・棒」に絡み付いています。
一度手に付くとネチャネチャして取れません。
「割りばし・棒」に相当するのは
「タンパク質」や「脂質」です。
ねっちゃ~と
綿菓子(糖化)がくっつくと
タンパク質や脂質は
性質がかわってしまいます。
さらに
悪いことに
糖質(グルコース)に
くっつかれたタンパク質や脂質は
本来の性質には
戻れなくなります。
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糖化はどんな病態にかかわっているの?
糖尿病やアルツハイマー型認知症です。
糖尿病では
血液の中の糖質量(グルコース)が
非常に高く(血糖値)、
全身のいろいろなところで障害を起こします。
糖尿病では
インシュリンが出ても、
うまく細胞が反応できずに
糖質を取り込めません。
一つの原因として
血糖値を下げる役割をする
インシュリン自体が糖化されるので。
血糖値を下げることができない。
つまり
糖化されたインシュリンは
インシュリンとしてうまく機能できない。
いったん、
インシュリンに
わたがし(糖化)がくっついてしまうと
本来の機能が担えず、
身体や細胞にとっては有害です。
糖化ストレス(carbonyl stress)です。
アルツハイマー型認知症も
糖化と関わってきます。
糖尿病の方が
3倍ほど認知症になりやすいのも納得です。
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糖化ストレスを防ぐには
2つのことを意識します、
1
食べる順番を
先に野菜や肉から食べます。
食べ始めて10分ほどすると
なにをたべてもオッケーです。
2
なるべく
食後の
血糖値を上げる食べ物を控えることです。
いわゆる高GI食です。
見やすいのは精製された白いものです。
ご飯、砂糖、お餅など
ジュースや菓子パンなども高GI食です。
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まとめ
血糖値は通常検査では
食後2時間以降を調べます。
しかし
これでは
食後高血糖かどうかわかりません。
自分で血糖値を手軽にチェックもできます。
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今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
「甘酒」か「みそ汁」
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もちろん
(^-^)
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