最終更新日: 2018.12.5

イソチオシアネート の抗がん効果をたっぷり含む食べ方は

イソチオシアネートは
複数のガン誘発モデルを使って
抗ガン作用が調べられています。

その結果
イソチオシアネートは
優れた抗がん作用を発揮
することが
証明されています。

この時期
イソチオシアネートを
上手に取り入れる
お勧めの食べ方は
大根をおろす。

でも ただ、
大根を「おろせばいい」ってもんじゃありません。

おろす部位
おろし方があります。

抗がん作用をもつイソチオシアネート

イソチオシアネート
による抗がん効果を示した論文が
あり過ぎるので
まとめ論文(レビュー)を参考にしました。

Nutr Cancer.
2006;55(1):53-62.
Safety, tolerance, and metabolism of broccoli sprout glucosinolates
and isothiocyanates: a clinical phase I study.

普段から
イソチオシアネートを積極的に取っていると
ガンになりにくい。

ではイソチオシアネートを含む食材は何でしょう?



冬の食材でイソチオシアネートを多くとるには

イソチオシアネートを含む食べ物として
キャベツ、白菜、大根、さわびなどがあります。

辛味成分があるものの方が
イソチオシアネートは多く含まれています。

というか
正確には
食材自体には
イソチオシアネートは含まれていません。

どっちやねん!

大根をボリボリと
生のまま食べていては
イソチオシアネート含んでいない。

正確には
イソチオシアネートになる前の成分
(グルコシノレート)が含まれています。

グルコシノレートが
すりおろされ、
酵素(ミロシナーゼ)と
反応すると
はじめて
イソチオシアネートが作られます。

ということで
この時期たくさん出回っている食材
「大根」を「おろし」ます。

大根おろしから
効果的に
イソチオシアネートをとることができます。



大根の先端、それとも葉っぱ側?

イソチオシアネートになる前の成分を
多く含んでいる部位は
先端(根っこ側)です。

つまり
葉っぱ側よりも
大根の先端のほうに
グルコシノレートが多く含まれています。



大根のすりおろし方

イソチオシアネートを多く取りたい場合には
激しく大根をすりましょう。

「おおおおー。」

昔から
「怒りながら大根をおろすと辛くなる」
といわれています。

逆に
辛すぎてダメ。
ほどほどの辛みでいいという方は

おろしたあと
すぐに加熱(10分程度)することで
加熱前より2倍程甘みが増します。

ただ
ビタミンCなどの栄養素も
半減してしまうので
ご留意を。



イソチオシアネートはどこにいく?

体に入ったイソチオシアネートは
血液を介して全身を巡ります。
そのため、
あらゆる臓器のガンに届く可能性があります。

イソチオシアネートはITCsで示されています。

図は以下の論文より引用
Mol Nutr Food Res.
2018 Sep; 62(18): 1701069.
doi: 10.1002/mnfr.201701069

まとめ

もういちど
まとめると
抗がん作用をもった
イソチオシアネートを効率よく摂取するには
この時期
大根の先端(根元のほう)を
激しくすりおろしとたくさん辛み成分
イソチオシアネートが出てきます。

みぞれ鍋(雪鍋)をするついでに
生の大根おろしも
食べちゃえば
大根の甘味も
辛みも堪能できます。

私も早速
大根を買ってきました。



今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

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