アスパルテームは
L-フェニルアラニン化合物と
表記してあることもあります。
消化されにくい(されない)ので
カロリーゼロ
と宣伝されています。
特に
耐糖能異常のある人や
2型糖尿病の人にも
おすすめされています。
耐糖能異常は
認知症の危険因子ですから
「認知症を防ぐためにも人工甘味料を」
と宣伝されているかもしれません。
でも
アスパルテーム(商品名パルスイート)は
腸内環境を劇的に変化させるんですよ(以下)。
他の人工甘味料と比べて
世界中で副作用が出る人が
いっぱいいるんですよ。
大人でも影響がでるような甘味料を
赤ちゃん や 子ども が摂取したら
どうなるのでしょうか?
研究者として
事実だけをみていきます。
すると真実が見えてきます。
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パルスイートの主成分アスパルテームとは?
アスパルテームは
全世界で
5,000種類もの食品に
添加されており、
これまで様々な実験をして
安全面は大丈夫とのことです。
商品としては
「パルスイート」という名前で
味の素から発売されています。
しかし
最近の研究では
アスパルテームを
摂取することにより
腸内環境が
劇的に変化することが
わかっています。
それだけではありません。
実際に
頭痛、吐き気、腹痛などの
症状を示す人が
世界中で何千人といるのです。
味の素ではアスパルテームを
以下のように説明しています。
アスパルテームは「アミノ酸生まれ」
アスパルテームはアミノ酸である、
アスパラギン酸とフェニルアラニンから作られます。
アスパラギン酸とフェニルアラニンは、
野菜、肉、牛乳、たまご、果物、魚、大豆など
身近ないつも食べている食品に含まれている成分で、
それぞれ体にとって大切な役割をもっています。
アスパルテームの説明は
黄色の下線部分です。
それ以降は「アミノ酸」の説明となっています。
「アミノ酸」とは
タンパク質を細かくしたものです。
タンパク質は甘いでしょうか?
さらに味の素のサイトでは
アスパルテームは
「全世界125か国以上で認可され使われています。」と
説明しています。
アスパルテームの
認可されるまでの怪しい経緯
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アスパルテームの腸への影響
アミノ酸でできているはずの
アスパルテームで
なぜこれほど
副作用が報告されるのでしょう?
便利さ、
血糖値を上げない利便性を求め、
身体を壊しては
本末転倒です。
甘味料摂取による
腸内環境への影響を調べた
研究論文は以下です。
「人工甘味料は腸内微生物相を変化させることで
耐糖能異常を引き起こす」
Artificial sweeteners induce glucose
intolerance by altering the gut microbiota
Nature 514, 181–186 (09 October 2014)
doi:10.1038/nature13793
以下、大まかなまとめを上記より引用。
ノンカロリー人工甘味料(NAS)は、
世界で最も広く用いられている
食品添加物の1つであり、
痩せた人も肥満の人も
同様に日常的に摂取している。
カロリー量が低いため、
人工甘味料の摂取は安全で有益だと考えられているが、
その裏付けとなる科学的データは少なく、
議論が続いている。
本論文では、
一般に使用されている
人工甘味料製剤の摂取が、
腸内微生物相の構成や機能の変化を引き起こして、
耐糖能異常の発生を促進することを示す。
研究では
10週齢のネズミに,
サッカリン、
スクラロース、
アスパルテーム、
砂糖または
ブドウ糖を給水として与えます。
11週間後に耐糖能を調べました。
すると
サッカリン、
スクラロース、
アスパルテームを投与したネズミは
耐糖能異常を示しました.
耐糖能異常とは
簡単にいうと「糖尿病」です。
砂糖やブドウ糖は大丈夫なのです。
ヒトでも同様の結果です。
上記論文より引用
「左」はコントロールのグループ。
「右」は人工甘味料を
頻繁に摂取するグループ。
ヘモグロビンA1Cの値が有意に高い。
糖尿病の患者さんと同じ病態です。
人工甘味料を長く使うと
結果的に太ってしまうのはなぜ?
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アスパルテームは避けたい3つの理由
すべての人工甘味料が
ダメなわけではありません。
便利さもあるため、上手に使いましょう。
事実だけから判断して
人工甘味料の中でも
アスパルテームは避けた方が良い理由
Point
●作り方
●認可された経緯
●副作用報告の多さ
赤ちゃんには
パルスイートは絶対に控えましょう。
また
授乳中のお母さんや
妊娠中の方も
パルスイートを
極力控えることをお薦めします。
今日の記事はここまで。
次世代には
認知症で苦労する人や
介護する人を少なくしたい。
「あなたから認知症予防を」をスローガンに
「研究」と同時に
このブログでコツコツと活動をしています。
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「将来、神経難病は治る病気」になると
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