最終更新日: 2021.06.20

フルクトオリゴを砂糖の代わりに使うには

フラクトオリゴ糖とは
数あるオリゴ糖の中でも
最も「甘み」があります。

砂糖の40ー60%の甘さを持っています。

甘くないやん!

そう、
砂糖に比べると
オリゴ糖は甘さが弱い。

そのため
砂糖と同じ甘さにするためには
おおよそ2倍量のオリゴ糖を
入れないといけません。

そこで甘味料研究20年の経験をいかして
最強の「砂糖の代わり」をご紹介します。

オリゴ糖はあまり甘くない

フルクトオリゴ糖以外に
ガラクトオリゴ糖
イソマルトオリゴ糖などが
ありますが甘みは少なく
とても砂糖には及びません。

これだと「砂糖の代わり」に
オリゴ糖を使っている意味がありません。
なぜなら
オリゴ糖の量を多くしないといけないからです。

そこでオリゴ糖を
砂糖の代わりに使うために
さらにもう一つの種類の甘味料を加えます。

「エリスリトール」です。



フルクトオリゴ糖とエリスリトールの組み合わせ

エリスリトールをお薦めする理由は2つ。

1つ目は甘さが砂糖とほぼ同じ
つまり
「エリスリトール」 だと
使う量は砂糖と同じで大丈夫です。

もう1つの理由は
エリスリトールは
果物などに含まれる「天然糖」だからです。
しかも作り方は酵素法です。

またエリスリトールは
体に吸収されないため
糖質はゼロ

つまり
砂糖と同じ量をとっているのに
カロリーはゼロとなります。



エリスリトールを多く含む食品は?

イチゴやサクランボなど果物です。
またお手軽なところでは
エリスリトールで有名な甘味料は
「ラカントS」です。

じゃあ、砂糖の代わりに
「ラカントS」だけでいいんじゃね?

だめです。
エリスリトール(ラカントS)では
だせない効果があります。
オリゴ糖にはその効果があるのです。

なんや?

「腸内環境を整える」という効果です。

ラカントでは
腸内環境を整える効果はありません。
砂糖もありません。

ということで
砂糖の代わりに
「ラカントS」と
「オリゴ糖」を半々で使います。

これが砂糖の代わりとなる
カロリーを抑えて
腸にも優しい「甘味料」です。



フルクトオリゴを多く含む食品は?

フラクトオリゴ糖は
野菜や果物の中にも含まれています。
特に多いのは
「ごぼう」や「玉ねぎ」、「バナナ」などです。

フラクトオリゴ糖の商品としては
「沖縄奄美のキビオリゴ」です。
商品名がキビオリゴとなっていますが
このフラクトオリゴ糖が
主に砂糖(サトウキビ)を原料としているためです。



砂糖の代わりに「フルクトオリゴ糖」のまとめ

砂糖と同じ原料を使っているため、
フルクトオリゴ糖は
オリゴ糖の中では
最も甘いオリゴ糖になります。

フルクトオリゴ糖は
「甘み」と「オリゴ糖の良い性質」を両方
併せ持っているため
最もオススメのオリゴ糖です。

今日もありがとうございました。
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