アイスクリームや
バナナ、スイカ、桃、ブドウなど果物は
夏場に欲しくなります。
また
冬場でも暖房が効きすぎたり、
お風呂上がりなど
アイスクリームを
食べたくなったりもします。
身体が体温を下げたいからかも。
これらに入っている
「砂糖(果糖)が体を冷やす」と言うのは
東洋医学的にはよく言われますが、
「体が冷える」とはどういうこと?
実は
「体が冷える」とは
「血液循環が悪くなる」ことです。
「血液循環が悪くなる」といっても
3つの原因(理由)があります。
1つ目は「血管」に問題がある場合。
2つ目は
血液に問題があるケースです。
体が冷える3つの理由
老化するとともに
血管が硬く、
細くなってきます。
そうなると
流れている血液は量が少なくなり
うまく送れなくなります。
すると
血管中の血液はゆっくり流れる
もしくは
少なくしか流れません。
これが血流が悪くなる。
血液の流れが悪くなると
冷え手足が冷たいと感じ
冷えを感じます。
これが1つ目の理由です。
次に
血液に原因がある場合です。
ドロドロした血液は流れにくい。
例えば
脂肪の多い高脂血症の方では
ドロドロの血液です。
こうなると血液の流れが悪くなり
血流が隅々まで行き渡らなくなります。
また
水分が不足しても
血液のドロドロ度は増し
血液が隅々にまで流れなくなります。
この場合にも
手足の隅々にまで
血液が行き渡らなくなり
冷えを感じることになります。
これが2つ目の理由です。
3つ目の理由は
ミックス型です。
血管も細胞でできているために
十分な栄養と酸素が
血液からもらえなくなると
血管自体も弱っていきます。
すると徐々に
血液循環が悪くなります。
これが3つ目の理由です。
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砂糖が「冷え」を起こす理由
上の理由から
冷えは「血液循環が悪くなる」ことで起こります。
そこで
砂糖が「血液循環を悪くする」理由と
言い換えても良いでしょう。
砂糖を取った直後と
砂糖を慢性的にとりすぎている場合
の2つに分けます。
まずは砂糖を取った直後です。
砂糖をとると一気に血糖値が上がり
体はポカポカとしてきます。
しかし
これは一時的なもので
その後、
血糖値が2時間ほどで下がると
体はまた元の体温に戻ります。
その時に
それまでポカポカと暖かかかった分
ひやっとした冷えを感じる
ことがあるかもしれません。
この時、
砂糖を分解するために
ビタミンとミネラルが大量に使われます。
特にビタミンB1と
ミネラルとしてはカルシウムです。
砂糖と一緒に
これらの成分を補っていれば良いのですが
おぎなっていない場合には
体に貯蓄されていた
ビタミンとミネラル(カルシウム)から
使われることになります。
慢性的に砂糖をとっていると
この砂糖を代謝するために
つねにビタミンとミネラルを
補っていなければいけません。
ビタミンもミネラルも
体の細胞の新陳代謝には欠かせません。
つまり徐々に体の代謝が落ちてくる。
特に体の発熱システムを
調節している臓器があります。
甲状腺です。
甲状腺は
女性の月経に関わるホルモンを作っています。
そのため
甲状腺がうまく働かなくなると
月経不順や不妊などにもつながります。
この甲状腺が働かなくなる原因は
甲状腺の中にある「ホルモンを作っている細胞」が
活動ができなくなる状態が起こった時です。
つまり
酸素や栄養分が
この細胞に送られなくなる時です。
血液循環が滞る、
また
新陳代謝が落ちてくる、
すると
甲状腺の細胞にも影響が現れ
血液の循環と同時に
熱産生も衰えていき
体全体が冷え始めます。
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砂糖で「体が冷える」のまとめ
砂糖を同じ量使った料理でも
甘く感じる人もいれば
甘さが足りない人もいます。
砂糖が体に及ぼす影響も人それぞれです。
Point
●冷え性の人は
砂糖の摂りすぎが原因カモ?
もし体が冷えている人がいるなら
いちど砂糖の摂りすぎ?を
チェックしてみてください。
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