カフェインの1日の摂取量は
400ミリグラム(㎎)と
推奨されてます。
スタバのコーヒーを
例にとれば
トールサイズ2杯で
400㎎を超えます。
ただし
人によって
「この摂取量」より
少なくても
危険なこともあります。
では
どのような症状が
カフェインの摂りすぎの
目安になるのでしょうか?
カフェイン中毒の実態
2017年日本中毒学会が
全国の病院38施設に
調査をしたところ
急性カフェイン中毒で
緊急搬送された方が
5年間で101人いたことがわかりました。
このうち3人は亡くなっています。
また
この中には含まれていませんが
死因がわからずに亡くなった方で
36名の方からは血液中に
高濃度のカフェインが検出されています。
実際には
カフェイン中毒で
亡くなっている人が
統計以上に多いようです。
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カフェインは元気の前借り
カフェインで元気がでる理由には
2つあります。
1 「力が湧いてくる」と感じる。
2 交感神経を介して「実際に力が出る」。
1「力が湧いてくる」と感じる
以前
「疲れた時に増えてくる物質」で
紹介しました。
簡単に言うと
疲れ物質、
アデノシンの代わりに
カフェインが
疲れセンサーにくっつくことで
疲れを感じなくなります。
2 交感神経を介して「実際に力が出る」
カフェインは交感神経から
「副腎」に働きかけます。
「副腎」とは
腎臓の上にちょこんと
ついている小さな臓器です。
小指の先ほどの大きさです。
そこから
元気ホルモン
「アドレナリン」が分泌され
力がでてきます。
しかし
体にとっては
無理矢理
元気を出しているために
副腎が徐々に疲労し始めます。
これが「副腎疲労症候群」です。
1、2の理由で
「元気」だと感じていても
「疲れ物質」は
確実にたまっているため
さらに
カフェインを飲む必要が出てきます。
つまり
「疲れた~」を先延ばししているだけです。
すこし話がずれますが
ストレスがかかった時にも
副腎には負担がかかります。
すると
「副腎疲労症候群」と
同じ症状になってきます。
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副腎疲労症候群を引き起こすカフェイン
例えば
Point
●朝から体がだるい。
●午前中で疲れてしまう。
●身体の動きが鈍い。
そして
カフェインの量を多くしないと
以前のようなパワーが出ない。
カフェインを飲むことで
これらの症状を押さえつけ、
ますます副腎には負担がかかり
疲労してきます。
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カフェインはアルカロイド毒
カフェインはもともと植物、
コーヒーの木の種が作り出す
毒(アルカロイド)です。
植物が
虫や動物に食べられないように
毒を作り出しているものを
人間が好んで飲んでいます。
ある程度
体は許容することができますが
過剰になると
やはり毒物を飲んでいるため
体にいいわけがありません。
体にとっては
ストレスです。
さらに
毒を排毒する必要もあります。
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カフェインの取りすぎ症状のまとめ
Point
●「副腎疲労症候群」の症状が
出始めたら
コーヒーの量が
その人にとっては多すぎる
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