コーラには
子供の成長に必要な
「栄養素」は一切入っていません。
砂糖と果糖ブドウ糖液糖を多く含むため
とてもカロリーが高く
ソーダをよく飲む子供は
「肥満ぎみ」
または「肥満」となります。
それだけではありません。
以下に
コーラを飲む「良い点」と
「悪い点」をまとめました。
コカ・コーラの成分は?
100㎖あたり糖質は11グラムです。
45キロカロリーです。
タンパク質、脂質はゼロです。
350mlだと
単純に11x3.5でおおよそ40グラム。
糖質とは
「果糖ブドウ糖液糖と砂糖」です。
最近、どんな食品にも
「果糖ぶどう糖液糖」が入っています。
使い過ぎでしょ!
コカ・コーラを蒸発させると
これぐらい砂糖が入っています。
・
・
・
コーラが子供に及ぼす「良い影響」
美味しい!
スッキリする!
元気が湧いてくる!
一度でも飲めば実感できます。
しかし
すべて
「その一瞬」です。
その代償はジワジワと
身体に現れます。
・
・
・
コーラの「リン」が子供に影響する?
リンは大丈夫です。
「コーラが骨をもろくする」とする説もあり、
コーラの「リン」が悪者扱いされます。
しかし
リンはコーラだけでなく、
いろいろなものにもっと多く含まれています。
コカ・コーラサイトより引用
コーラのリンは子供に影響はありません。
むしろ
もっと別の成分です。
(以下)
・
・
・
コーラを飲むと骨が解ける?
砂糖の入った液体は酸性となるため、
時間がたつにつれて骨は解けます。
これを難しい言葉で言うと
「脱灰現象」といいます。
しかし
コーラを飲んで
直接、骨に触れるわけではないので、
脱灰現象は起こりません。
でも骨はもろくなります(後述)。
・
・
・
コーラの「炭酸」は危険?
コーラを飲むと
お腹が少し満たされるため
食欲が収まります。
炭酸がお腹の中でプクプクとはじけ、
満腹感が出てきます。
すると
普段の食事量が少なくなります。
食物に含まれている
栄養素やミネラル(カルシウムなど)も
不足するため
骨がもろくなる。
とコカコーラのサイトでは
コメントしています。
コーラをのんで
直接、骨は溶けませんが、
まわりまわって
骨はもろくなります。
飲む量が多いほど
子供の体への影響は
大きくなります。
・
・
・
次もコーラの害です。
コーラの「砂糖」が虫歯をつくる?
コーラを飲む量が増えると
虫歯になる確率が高くなります。
砂糖が虫歯菌の増殖させるだけでなく
歯の表面を覆っている「エナメル質」を
溶かすためです。
溶かしはじめる時間は
「およそ20分から」だと言われています。
そのためコーラを飲んだ後は
必ず、早めに歯磨きをしましょう。
・
・
・
コーラの「カフェイン」がやる気にも影響?
コーラには
カフェインが含まれています。
350mlをのむと
おおよそ30㎎程度ですね。
なんでハッキリと書かないのかな?
コカ・コーラサイトより引用
カフェインは
子供の体にもっと大きい影響がでます。
カフェインが
交感神経を介して「副腎」を刺激します。
「副腎」とは
腎臓の上にちょこんと付いている
小さな臓器ですが、
いろいろな大切なホルモンを分泌しています。
その中の1つに
「アドレナリン」があります。
全身に力を漲らせ、
疲れを吹き飛ばすホルモン(物質)です。
疲れているとき
カフェイン系を飲むと
元気が湧いてくる
疲れが吹き飛ぶと感じるのは
この「アドレナリン」が
分泌されたからです。
しかし
成長期の子供の体に
「カフェイン」は強すぎます。
コカ・コーラを飲み続けていると
やる気がおきない、
集中力が続かない、
気分のムラがはげしい、
力が入らないなどの症状が
出てくるかもしれません。
これらは
「副腎疲労症候群」と
呼ばれる症状と似ています。
・
・
・
今回は
「コーラ」ですが、
「スプライト」「ファンタ」など
甘い炭酸系はほぼすべて同じです。
子供が「コーラ」を飲み続けると
Point
●「砂糖」による肥満
●「砂糖」による虫歯
●「カフェイン」による副腎疲労に似た症状。
今日もありがとうございました。
みそしるが出ていれば
一押しお願いします。