妊娠中は普段血圧に異常がない人でも
血圧が高くなりがちです。
普段から少しでも血圧が高い人は
「妊娠高血圧症」の危険があり
「カフェイン」は要注意です。
また同時に
「甘いもの」をたべると
さらに要注意です。
日本では
カフェインに
特に制限を設けていませんから。
コーヒーで血圧が上がる理由
コーヒーを含めて
「カフェイン」を飲むと
コルチゾールという
ホルモンが分泌されます。
コルチゾールは
血圧を上昇させる
働きがあります。
つまり
コーヒーを飲むと
血圧が上がり
いつでも
戦闘態勢になれると言うことです。
シャッキッとして
元気ができるのもカフェインの力です。
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妊娠高血圧の原因は?
妊娠高血圧症の原因は
1つではなく
たくさんの要因が
絡んでいることは確かです。
糖尿病や血管の老化している人は
妊娠高血圧症を
引き起こす危険因子となります。
そのため
カフェインだけでなく
「甘味料」も工夫をする必要があります。
血糖値を上げないために
おすすめは
ラカントSや希少糖でしょう。
妊娠中におすすめしたい甘味料として
天然の糖質を挙げています。
しかし
果物、はちみつ、メープルは
血糖値をあげてしまいます。
妊娠高血圧の危険がある方には
おすすめできません。
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コーヒーの代わりになる飲み物は?
「デカフェ」です。
これが一番簡単です。
選択肢として
チコリコーヒーなどもありますが、
味が違います。
また香りが違います。
たとえば
スタバのデカフェは
カフェインが
ほぼ99%取り除かれています。
50円増になりますが
味も香りもコーヒーと同じです。
少なくとも
私には違いがわかりません。
違いの分からない男です。
スターバックスラテや
カフェモカなど
普通のコーヒーで作っているメニューは
全てデカフェで
作ることができます。
私はカフェラテ好きなので
コーヒーをデカフェにして
「デカフェラテ」にして飲みます。
味も香りもカフェラテと同じです。
唯一の違いは飲んだ後
トイレに
すぐに行きたくなるか
ならないかの違いです。
妊娠高血圧症のかたは
できればデカフェでいきましょう。
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コーヒー以外のカフェインも忘れずに!
日本では
カフェインに
特に制限を設けていませんが
厚生労働省がカフェインに関する
「注意」を出しています。
特に
妊婦さんや
授乳中の方は
一日に300ミリグラムとしています。
スタバのトールサイズが
(355ml)の
コーヒーを飲むと
約250ミリグラムのカフェイン量に達します。
しかし
海外では
もっと厳しく
コーヒーの摂取が決まっています。
カナダ
オーストリアや
イギリスの食品基準庁
ニュージーランドの一次産業省
また
ドイツのリスク評価研究所は
妊娠中の女性は
200ミリグラム以下を
すすめています。
さらに
2016年に
世界保健機構(WHO)は
妊娠中の女性に対して
カフェインの注意勧告を発表しました。
コーヒーだけでなく
紅茶やチョコレート
エナジードリンクなど
カフェインは
多くの飲料や食べ物に入っているため、
複合的にカフェインの摂取が起こり
身体に悪影響を及ぼしますよ。
という注意です。
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カフェインはお腹の赤ちゃんにも影響が!
妊娠中にカフェインを多くとると
おなかの中の子供の成長が遅れ
低体重、
早産や死産に
関連するとすると
報告されました。
生まれてからも
カフェインの影響が続きます。
(以下)
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カフェインによって子供が肥満に!
ノルウェー公衆衛生研究所が
1999年から2008年までの間に
約5万人の
妊娠中女性に対してある調査を行いました、
「カフェインの量」と
「生まれた子供の成長」に関してです。
(生後6週間から8歳までの成長)
その結果
カフェインの摂取量が
非常に多かった母親から
生まれた子供は
その後
肥満になる確率が
66%高くなることがわかりました。
簡単にいうと
今、子供の肥満率は
約20%程度です。
100人の子供がいれば
20人が肥満となります。
ここで
もし
母親がコーヒーをのんでいれば
子供の肥満は
100人中
約32人になるということです。
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「カフェイン」と「甘いもの」ダブルのまとめ
Point
●カフェインをデカフェに。
●甘いものは普段より少なく!
●砂糖代わりにラカントS
カフェインは
母親の母体だけでなく
お腹の赤ちゃんにも影響します。
甘いものは量にもよりますが、
特に精製されたものは
ガツンと血糖値を上げます。
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