タンパク質は
筋肉を作ってくれると同時に
エネルギーの元にもなります。
「糖質制限」をしている方は
「タンパク質」と「脂質」をとって
糖質の不足分を補う必要があります。
タンパク質には
「動物性」と「植物性」があります。
「動物性」とは肉や魚などです。
「植物性」とは大豆や小豆など主に豆です。
ではタンパク質を
「動物性」から取るのと
「植物性」から取るのとでは
将来、病気のなりやすさに
違いはあるのでしょうか?
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植物性タンパク質をとる方が脳血管にやさしい
結論から。
実は「植物性」から
タンパク質を摂取した方が
「血管系の病気になりにくい」と
いうことがわかっています。
ということは
脳内出血や脳梗塞も減るということです。
つまり
動物性よりも
植物性タンパク質をとることで
認知症を防ぐことができる。
この話題は
2020年3月27日に発売された
田中修さんと私の共著
「植物はなぜ毒があるのか」
でも触れています。
「植物はなぜ毒があるのか」(田中 修/丹治 邦和著@幻冬舎)
日経新聞4/4
過去10年の食中毒被害データを中心に、生き残るために植物がつくり出す様々な毒と特徴を紹介。また、古より植物の毒を薬に転じてきた人間の知恵と最新の医学情報までを楽しく解説。https://t.co/0iryDeFRe8…— 新聞書評速報「汗牛充棟」 (@syohyomachine) April 22, 2020
田中修・丹治邦和『植物はなぜ毒があるのか』読了。「植物はすごい」を著した田中先生の最新刊。植物が作り出すさまざまな物質について、分かりやすく解説された良書。植物たちの生き方、生存戦略についての知見が増えました。
— nittetsu (@tnig7730) April 16, 2020
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動物性タンパク質は脳血管系の病気をふやす?
植物性タンパク質を摂った方が
心臓血管系に負担が少ない。
理由としては
70,000人以上の日本人を対象として
約5年かけてまとめられた報告結果からです。
では
逆に「動物性タンパク質」を多くとると
悪いのでしょうか?
なんと
「動物性タンパク質」を多くとっても
心臓血管系の病気が
増えるわけではありませでした。
日本人の場合には。
というのは
アメリカ(ハーバード大学の研究)では
植物性タンパク質を多くとる人は
心臓血管系の病気になりにくい。
この点は
今回の日本人を対象とした研究結果と同じです。
違いは
動物性タンパク質を多くとっている人は
心臓血管系の病気になりやすい傾向が
アメリカの研究結果からは
でています。
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植物性タンパク質でつくったハンバーグ?
そうはいっても
植物性タンパク質を摂りたいけど
「肉のような食べごたえがないしなー」
と思っているのは
私だけではないはずです。
2020年4月に
大塚製薬から
「ゼロミート」という面白い商品が出ました。
名前の通り
動物性の肉はセロ
使っていないのです。
しかし
食感は
憎々しい(ニクニクシイ)ほど
肉です。
おやじギャクね!
そんなことより
あんた食べたんか?
(゜_゜)?
いやっ
まだ。食べてない。
肉と同じ食感って
宣伝に書いてたから
(-_-;)
(-_-;)
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ということで
小腸、お待ち下さい。
ゼロミートを食べてみます。
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今日もありがとうございました。
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