島津製作所が
いよいよ新型コロナウィルスの
検査キットを発売し始めました。
正確には
日水製薬株式会社が
島津製作所のつくった
検査キットを
販売するようです。
この新型コロナウイルス検出キットは
これまでの検出キットと違い
約半分の時間でウイルスを検出でき、
しかも簡単です。
どこが違うのでしょうか?
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コロナウイルスの現状
コロナウイルスによる死者は
世界で
2020年4月23日現在
18万2943人です。
ジョンスホプキンス大学から引用
慶応大学が
無作為にコロナ検査を行ったところ
実際によりも
感染者数は多く
100万人は
すくなくとも感染しているだろうと
推測されます。
新型コロナ以外の患者6%陽性 地域の状況反映か 慶応大学病院 #nhk_news https://t.co/ZYecJkjGBl
— NHKニュース (@nhk_news) April 22, 2020
まずは
早めに感染を確認して
早めに治療が
コロナを収束させるカギです。
認知症と同じです。
島津製作所は
2020年3月4日に
新型コロナウィルスの検査キットを
開発すると発表しました。
それから
たった約1ヵ月で
検査キットが完成したと発表しました。
早っ!
しかも
新型コロナウイルスの検査キットで
結果が出るまでの
時間は約70分です。
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コロナウイルスを短時間でどうやって検出するの?
下の表のように
これまではウィルスを検出するためには
核酸(DNAやRNA)を
「精製」するという過程が入っていました。
つまり
生体から採取したサンプルを
綺麗にしておかないと
うまくPCRがかからず、
結果がでないからです。
島津製作所は
この「精製」過程を
一気にとばすことで
時間を短縮したのです。
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この時間の短縮を
支えている技術が
Ampdirectと言う技術です。
これはPCR増幅するために
邪魔となる糖質やタンパク質を
あらかじめ阻害しておくことで
解決しています。
(どうやって阻害するのか?
は後ほど追記します。)
特許も取っており
実際に
腸管出血性大腸菌、
サルモネラ属菌、
赤痢菌、
ノロウイルスなどの検出するのに
既に使われています。
これを新型コロナウイルスに応用したのです。
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コロナだけではない島津製作所の動き
島津製作所は
分野は違いますが
ガンの最先端技術、
「光免疫療法」でも
国立がん研究センターと
共同研究契約を締結したと発表しました。
2020年4月16日
今回の新型コロナの検出法といい
ガンの先端治療、
光免疫療法といい
各分野でポイントとなる技術を開発して
社会に大きく貢献しています。
「認知症」への
新技術たのむで!
かしこまりました。
<(_ _)>
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