「果糖ブドウ糖液糖」または
「ブドウ糖果糖液糖」
最近、よくこの名前をみます。
果糖とブドウ糖どちらも糖質です。
多く含まれている糖質が
名前の最初に来ています。
つまり
果糖ブドウ糖液糖の場合は
「果糖」が多く
ブドウ糖果糖液糖の場合は
「ブドウ糖」が多いと言うことです。
別名、異性化糖ともいい、
どちらも「とうもろこし」から作られます。
アメリカ産「トウモロコシ」ですね。
では
アメリカ産のトウモロコシは
どれくらいが遺伝子組み換えでしょうか?
どうして遺伝子組み換え作物は
これほど増えているのでしょうか?
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果糖ブドウ液糖の甘味
うちの子供もトウモロコシは大好きです。
果糖ブドウ液糖の甘味は「トウモロコシ」からの甘味です。
そして
トウモロコシの甘味はでんぷんと
ショ糖、果糖、グルコースなどです。
トウモロコシをゆでると
より甘くなるのは
でんぷんが分解されて
より小さな糖質(ショ糖、果糖、グルコースなど)になるからです。
美味しいトウモロコシですが、
日本産は限られています。
2019年8月
アメリカ産トウモロコシが
大量に入ってくることになりました。
アメリカと中国の関税競争のために、
中国は急遽アメリカ産とうもろこしの購入を
取りやめましたからです。
余ったとうもろこしを
アメリカは日本に押し付けます。
安倍首相は「要らない」と言えません。
輸入したこれらのトウモロコシは
家畜の飼料にまわるそうです。
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果糖ブドウ糖のもとは遺伝子組み換え?
アメリカから入ってくるとうもろこしは
もちろん遺伝子組み換えです。
アメリカのミシガン州立大学の報告によると
現在アメリカのトウモロコシの
80%以上は遺伝子組み換えです。
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遺伝子組み換えが増えたわけ
理由は
手間はかからず、
収穫量もアップするからです。
例えば
下のコーンはこれまでのコーンで
虫に食べられていますが、
上のコーンは遺伝子組み換えで
見栄えも実にきれいです。
ミシガン州立大学より引用
、
これまでの手間と同じで
これだけの違いがでてくるのですから
作物を作る農家さんとしてはありがたいでしょう。
しかも収穫量は約10%もアップします。
トウモロコシだけでなく、
大豆や綿など他の作物についても
どんどん遺伝子組み換え作物は増えています。
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遺伝子組み換え作物の危険性
アメリカでは
1995年に大豆に遺伝子組み換えが許可されました。
それ以降
ほうれん草、
キャンノーラ油、
アルファルファ、
じゃがいも、
りんごと
次々と遺伝子組み換え作物が許可されています。
グラフでは3種類の作物ですが
いずれ他の作物も
トウモロコシと同様に
ほぼ遺伝子組み換えで作られると思います。
グラフのピンク色と黄色が
それぞれ遺伝子組み換えトウモロコシです。
ピンク色(BT)は殺虫剤があっても育つトウモロコシです。
黄色(HT)は除草剤があっても育つトウモロコシです。
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遺伝子組み換え作物は安全だとされています。
しかし
人工的に組み込んだ遺伝子が
長期的に人体に
どのように影響するかは誰にもわかりません。
世界規模での人体実験をいるようなものです。
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ブドウ糖果糖液糖の危険性まとめ
タイトルに「危険性」と付けて
ブドウ糖果糖液糖の材料面からみていきました。
結論として
遺伝子組み換えトウモロコシは
危険性を秘めていますが、
それが何かがわかない。
という危険性があります。
私たちができることは何でしょうか?
購入時の作物の産地を確認すること
製品の裏表示をみることぐらいですか。
好むと好まざるにかかわらず
遺伝子組み換え作物を
毎日食べることになるのです。
明るい話題で終わろうとしたのですが、
遺伝子組み換え作物に関しては
明るい話題を見つけることができませんでした。
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今日もありがとうございました。
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