クマムシを月面に落としてきたと言う
ニュースを読みました。
クマムシは
めちゃくちゃ厳しい環境でも生き延びます。
クマムシは
トレハロースを作ることができます。
クマムシだけでなく
トレハロースは
多くの虫や植物でつくられ、
厳しい環境を耐え抜くお手伝いをしています。
・
・
・
クマムシはクマのように歩く
アメリカのノースカロライナ大学の
ゴールドステイン研究室からの動画です。
クマムシと言う名前の通り
クマのように歩きとてもかわいらしいです。
大きさは約0.05から1ミリ程度です。
5億年前から
現在まで地球上で生息しているそうです。
さらに−200度から
高温では149度まで耐えることができる
驚くべき強さです。
さらに放射線をあびても
真空状態でも生き延びることができます。
水のない環境でも
少なくとも10年程度であれば
休眠することで厳しい環境を耐え抜きます。
その後、
水があれば復活することができます。
クマムシは地上でもっともタフ
・
・
・
月面におとされたクマムシ事件
イスラエルの民間宇宙団体「SpavelL」が
開発した月面探査機「ベレシート」は、
スペースXの打ち上げロケット
「ファルコン9」に乗って
2019年2月22日に打ち上げられた。
そして2019年4月11日、
ベレシートは月面着陸に失敗し
大破してしまったのである。
この月面探査機に
千匹ものクマムシが一緒に乗っていたのです。
研究目的です。
ありゃー
クマムシかわいそう。
・
・
・
なぜクマムシは強いのか?
なぜこれほどクマムシが強いのかは
結局のところわかっていません。
そのため
現在の先端の技術を生かし
遺伝子解析やタンパク質や
構造解析などあらゆる解析がなされています。
厳しい環境でも耐えられる
1つの理由としては
糖質のトレハロースを
体内に蓄積するからだと言われています。
しかし
トレハロースの蓄積をして
冬眠や休眠をする生き物は他にもいます。
例えば植物ではイワヒバです。
クマムシの並外れた強さを説明するためには
トレハロースだけでは不十分です。
トレハロースとは
この記事でも何回も取り上げているように
脳の代謝を亢進する糖質です。
代謝をコントロールすると同時に
防御する物質を作り出していると思われます。
・
・
・
イワヒバの動画
トレハロースは最も安定な糖質です。
昆虫の血糖値はトレハロースでてきており
クマムシやイワヒバなどの植物も
トレハロースを作ることにより
寒さや厳しい環境を耐え抜くことができます。
こちらの動画ではイワヒバが
カラカラの状態から
水を注ぐときれいに元に
戻る状態がよくわかります。
クマムシに話を戻すと
月面に放たれたクマムシたちは
現在厳しい環境で休眠してると思います。
そのうちクマムシが
月面で生活し始めたりするのでしょうか?
数億年経ってみると
月面では
クマムシの文明が誕生するしたりするのでしょうか?
面白いニュースだったので
共有しました。
みそしるが出ていれば
一押しお願いします。