最終更新日: 2020.01.12

甘酒はどうして甘いの? でんぷんは甘くないのに.

第5回の脳ハウが
今週土曜日(8月3日)にあります。
全くお知らせしていませんでしたが
第5回まで何とか続いています。

第6回も無事終了
ありがとうございました。
2019年12月30日

脳と腸の関係は?
発酵食品の一つ甘酒をとりあげます。



第5回 脳ハウのお知らせ

今回も1度も
こちらで告知はしませんでしたが
現在8名の参加者です。

口コミと言うのはすごいですね。

今回のテーマは甘酒です。
「甘酒から学ぶ発酵力・発光力」
と言うテーマです。
今回の試食はタイトルの通り
「甘酒」です。

しかし
ただ甘酒を試食するだけではありません。
2種類の甘酒を試食してもらいます。

1つは私たちがいつも作っている
60度から70度に保った甘酒。
一晩置いてできるおいしい甘い甘酒です。

もう一方は温度を
室温もしくはそれ以下で
同じ時間だけ発酵させます。

結果がどうなるかは
想像できると思いますが
甘くないはずです。

実際に
これらを2つ試食して貰います。

そして
麹菌が環境によって
これだけの違いを生み出すよと言う事を体験して貰います。

さらに
この体験を踏まえて
麹菌も人間も環境によって
成果が大きく変わりますよーと
言うところにつなげていきます。

こちらのパートは心理学を使った
揚子ちゃん担当です。

確かに職場環境であったり
住んでいる環境であったり
家族の環境であったり
環境に私たち大きく左右されるますよね。

私は脳科学や最近の話題を織り込み
前半を担当します。

発酵の過程と同じで
セミナーやワークも
その場で何が起こるかわかりません。
やってみないとわからない
ワクワク感と意外感
また臨場感があります。
次回、第6回は年末の予定です。

もし興味がある方は
こちらをどうぞ。



ところで甘酒ってどうして甘いの?

甘酒の甘さは
砂糖の甘さとはまた違います。
またアセスルファムKや
アスパルテームなどの
人工甘味料の甘さとも全く違います。

この場合の甘酒とは
米麹で作るアルコールの入っていない甘酒。

麹菌が持っている酵素(ハサミみたいなもの)で
米の中のデンプンを
分解(チョキチョキと切る)するから甘くなってくるのです。

ではもう1歩踏み込んで
どうして
デンプンだと甘くないのに
分解された麦芽糖や
さらに分解されたブドウ糖になると
甘さを感じるのでしょうか?

これは分子が小さくなると
その入り口にぽこっと入りやすくなるからです。

舌にある
味覚細胞にはブドウ糖の入り口があります。
ブドウ糖が入り口から入ると
その感覚は甘みとして体に直に伝わってきます。

もう少し専門的に言うと
ブドウ糖は別名グルコースとも言いますが
グルコースは
グルコースの入り口をスムーズに
通過することができます。

デンプンほど大きいと
グルコースの穴を通ることができません。

ということで
甘さを感じるには
この甘味の入り口に入れるだけの
小さい分子に分解されると
初めて甘いと感じるのです。

最近バタバタで
あまり更新ができません。
それでも訪問してくださるあなたに感謝です。

今日もありがとうございました。



みそしるが出ていれば
一押しお願いします。


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