甘酒は赤ちゃんだけでなく
授乳中のお母さんの栄養補給にもなります。
甘酒の栄養成分には
糖質、
ビタミン
アミノ酸
そして
ミネラルを
豊富に含んでいます。
赤ちゃんにも妊婦さんにも
理想の栄養ドリンクとなりますが
甘酒の選びかたや
飲み方には少し工夫が必要です。
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甘酒の2つのタイプ
甘酒には2種類あります。
アルコール入りと
アルコール無しです。
作り方が全然違います。
アルコール有りは
酒粕を使って甘酒をつくります。
一方、
アルコール無しは
米麹とおかゆをまぜて
甘酒を作ります。
私がいつも
つくる甘酒は
後者の
米麹とおかゆでつくる甘酒です。
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甘酒のタンパク質
甘酒を手作りしていて
感じることは
味が豊かなことです。
甘酒の中にはたくさんの
タンパク質が含まれています。
糖質を分解するアミラーゼや
タンパク質を分解するプロテアーゼ
そして
脂肪を分解するリパーゼなど
すべてタンパク質である
「酵素」がたくさん麹菌からつくらるからです。
これらは酵素として働く一方
タンパク質として
体の中で吸収されます。
タンパク質は
アミノ酸があつまってできた物(分子)です。
甘酒には
身体に必要な
20種類のアミノ酸が
すべて含まれていることは有名ですが、
さらに
最近
天然アミノ酸の1種
エルゴチオネインも含まれていることが報告されました。
エルゴチネインとは
ビタミンDの7000倍の抗酸化作用を持ったアミノ酸です。
このことはまたいずれ記事にします。
記事にしました。
エルゴチオネインの抗酸化効果は半端ない!
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甘酒のビタミン
甘酒には
特にビタミンBが豊富に含まれます。
ビタミンB群は新陳代謝を活発にし
肌をつやつやにする効果があります。
ビタミンB1があると
食べたご飯の栄養成分を
上手にエネルギーに変えてくれます。
逆に
ビタミンB1 が不足していると
食べた栄養素が不十分にしか使われず
たまり始めめるか
そのまま排出されてしまいます。
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甘酒の糖質
甘酒は
主に糖質としてはブドウ糖です。
しかし
ブドウ糖だけではなく
多彩な糖が入っています。
オリゴ糖と食物繊維が豊富に入っているため
腸内細菌の多様性を促すことから
腸の活動が活発になります。
この「多彩な糖」こそ
自然の恵みだと思います。
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赤ちゃんにはどのようにして甘酒をあげるの?
まさに甘酒は
「多彩な糖」の
栄養ドリンクとして最高です。
離乳食として
赤ちゃんに甘酒をあげても大丈夫です。
だって
もとはおかゆでしょ。
手作り甘酒の場合には
できた甘酒を
一度沸騰させておくと
米麹も死滅するため
より安心・安全です。
赤ちゃんは何か月くらいから甘酒を飲めますか?
甘酒をそのままあげてもいいですか?
離乳食を与える時期から
甘酒を与えても大丈夫です。
甘味があるため、
赤ちゃんはもっと欲しがるかもしれませんが
ほどほどにしましょう。
赤ちゃんにとっては
甘すぎるかもしれないので
少しお白湯で薄めた方がいいと思います。
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まとめ
甘酒は
あかちゃんにも安心安全な飲み物です。
さらに
赤ちゃんをお腹に抱えた
妊婦さんにも
栄養面と精神面でも
身体的に見ても
理想的な栄養ドリンクです。
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今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
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