2018年の初ぜりは
2018年1月5日。
初ぜりで落札される
大型マグロを捕獲する漁師は
不思議と決まった人になることが多いです。
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2013年の初競りで
1億5540万円の値をつけたクロマグロは
青森・大間産。
初競りのマグロを釣り上げたのは、
竹内大輔さん(36才)。
その約10年前
2001年、
築地市場の初競りで、
それまでの最高額2020万円のマグロを
釣り上げたのは竹内薫さん(62才)。
つまり
竹内薫・大輔さん親子でした。
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そして去年
2017年は7420万円で
落札されたまぐろをつったのは
竹内正弘さん。
竹内正弘さんは
2017年12月29日にも
399キロの超大型マグロを
捕獲し、
2018年の築地市場の初ぜりに
出す予定です。
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マグロ漁師すくないんとちゃう?
いえいえ、
そんなことはありません。
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青森県大間には
漁業経営体数が
474 団体あります。
そして
漁業就業者数は746 人。
そのうち
マグロ漁を行う「はえ縄」は
49経営体あります。
(いずれも2013年漁業センサスより調査)
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つまり
大型マグロを釣る人は
かなりかたよっています。
技術や船の設備も
もちろん影響するでしょう。
ただ
私、研究者として
神経科学的に考えると
釣る人も人間、
釣られる「まぐろ」も生き物
最後は
「こころ・気合」だと思います。
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まぐろの漁師も「こころ」が大切なら
一方の
落札する側も「こころ」が大切です。
落札者に注目すると
2008年
板前寿司(中国人経営)
2009年(963万円/128kg)
板前寿司&銀座 久兵衛(2社共同)
2010年(1628万円/232kg)
板前寿司&銀座 久兵衛(2社共同)
2011年(3249万円/342kg)
板前寿司&銀座 久兵衛(2社共同)
2012年(5649万円/269kg)
すしざんまい
2013年(1億540万円/222kg)
すしざんまい
2014年(736万円/236kg)
すしざんまい
2015年(451万円/108.4kg)
すしざんまい
2016年(1400万円/200kg)
すしざんまい
2017年(7420万円/212kg)
すしざんまい
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2018年
落札するのは
過去の落札実績から判断して
この3人の誰かでしょう。
(敬省略)
木村清
過去2社共同で
落札していることから
中村桂・今田洋輔
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木村清さん
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中村桂さん
「寿司屋の社長」世界食べ歩きブログより画像引用
http://itamae.co.jp/company/
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今田洋輔さん
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ただ儲けたい!だけではない
熱い思い(こころ)があるはずです。
マグロ初ぜりで高額をはたいても
かなえたい
本当の思いは?
夢は?
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すしざんまい
株式会社 喜代村
代表取締役 木村清
マグロ大王プロフィールより引用
夢
日本の食文化の素晴らしさを
もっともっと世界に発信し、
世界の人々と交流を深め、
戦争のない平和な世界をつくっていきたい。
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板前ずし
株式会社 板前寿司ジャパン
代表取締役 中村桂
http://itamae.co.jp/maguro/
株式会社板前寿司ジャパン
代表取締役 中村 桂
株式会社板前寿司ジャパン
1972年 山梨県生まれ
1996年 専修大学卒業
1996年 テレビ制作会社フォーティーズ入社
2001年 ㈱信玄食品に転職
2007年 ㈱板前寿司ジャパン設立
起業ビジョン(夢)
ITが躍進的に普及する環境を受け入れる一方で、
直接的な他人との繋がりが希薄化しています。
今こそ企業として
社会通念や謙虚な姿勢を共有化し、
「当たり前の事が当たり前に出来る人間作り」が
今後改めて大切だと考えています。
また
中村 桂さんは
マグロの初ぜりの目的も語っています。
日本には豊富な「食材」と長年培ってきた「技術」があり、
世界では高く評価されています。
今こそ、
その食材と技術を世界に積極的に売り込み、
マーケットをグローバル化する事で、
日本はその地位を確立し、
維持することが出来ると考えています。
東京築地市場で行なわれる「初競り」で、
毎年大間のまぐろを最高値で競り落とすことも、
その活動の一端です。
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株式会社 久兵衛
代表取締役
今田 洋輔(本名 洋介)
これからのサービスの質ももっと工夫して、
なおかつ時代の変化を先取りしながら、
基本的には昔ながらのものを大切にして、
あくまでも幹をしっかりしていこうという考えです。
http://www.ginza15.jp/inter_164.html
銀座15番街より引用
大金で落札される
大型マグロは
たった一匹です。
初ぜりで
落札できる人もたった1人です。
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2018年1月5日
マグロの初ぜり結果を追記しました。
2018年1月5日、
築地のマグロ専門仲卸大手、
「やま幸」が
今回のセリで最大405キロのマグロを落札しました。
落札価格は3645万円。
毎年
最大のマグロをセリ落としていた
すしさんまいの社長は
別のマグロを落札。
すしざんまいのマグロ大王こと
木村清社長は
「最高にいいマグロを買うことができた。
今回は、これよりも大きなマグロがあったが、
質を見て選んだ。
最高値ではなく、ちょっと悔しい思いもあるが、
おいしいマグロであることは間違いないので、
ぜひ食べに来てもらいたい」
ということです。
さすがマグロ大王、
「質」にこだわり、
マグロを選びました。
ただ
木村社長の夢
「日本の食文化の素晴らしさを
もっと世界に発信し・・・」という点では
今回、最大マグロを落札した
「やま幸」でも達成させれそうです。
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「やま幸」は
卸売りです。
実際にマグロを料理に使うのは
「すし銀座オノデラ」です。
「すし銀座オノデラ」は
銀座、
上海、
ハワイ、
ロサンゼルス、
ニューヨークに店舗をもっています。
世界にひろく
日本料理、マグロを広めるのに
最適な会社です。
https://onodera-group.com/
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今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
みそしる一押しお願いします。
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