新しいパーキンソン病の治療薬が
現在、臨床試験の第二相です。
治験の募集中です。
対象は
パーキンソン病の方で
ウェアリングオフを短くしたい方。
すでにヨーロッパでは
昨年、承認されている薬剤です。
日本では小野薬品が販売権をもち、
治験を進めています。
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opicaponeは
新しいカテコールメチルトランスフェラーゼ阻害剤
(catechol-O-methyltransferase (COMT) inhibitor)です。
簡単に言うと
ドーパミンの分解を防ぐのです。
そのため
パーキンソン病の方で
エルドパをはじめとした
薬の効く持続時間がながくなります。
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ということは
オフ時間がみじかくなります。
オフ時間とは。
こちらをどうぞ。
実際に
2016年7月5日
ヨーロッパでは
この薬剤opicaponeを
承認しています。
日本では
小野薬品が現在
臨床試験の第2相の
治験を行なっており、
試験の募集中です。
適応基準として以下があります。
1. 同意文書及び説明文書の内容を理解し,自分の意思で署名できる
2. パーキンソン病診断基準で特発性パーキンソン病と診断されている
3. レボドパ/DCI配合剤を服用している
年齢は30歳以上で83歳以下です。
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ヨーロッパの第三相試験では
30カ国
900名以上の患者に対する
臨床試験を行いました。
Opicapone を一日一回の服用で
オフ時間が
有意に約1時間ほど短くなりました。
(プラセボに対して)
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リスボン大学神経薬理学教授の Joaquim Ferreira 医師は、
「過去 10 年間でパーキンソン病の新たな治療の選択肢は
ほとんど開発されていません。
Opicapone はかなり有効です」
ロンドンの国立神経
神経外科病院の
Andrew Lees 医師は、
「Opicapone は、1 日 1 回で
既存の COMT 阻害剤と同等もしくはそれ以上です」
ということです。
上述はいずれも
ONGENTYS(一般名:opicapone)を製造した
BIAL会社の報告書より。
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BIAL製薬会社のホームページは以下。
BIAL社は、ポルトガルの製薬企業です。
お国柄なのか
会社のホームページに
パーキンソン病の方が
登場して
ギターを弾いたり
ダンスをしたり、
しています。
リンク先から動画が自動で再生されます。
会社自体は
だたっぴろい原っぱ
みたいな場所にあるんですね。
かなり
パーキンソン病の治療に
気合を入れている会社という印象です。
すばらしい。
治験への参加や
ONGENTYS(一般名:opicapone)の服用は
主治医の先生と相談のうえ進めて下さい。
今日の記事はここまで。
次世代には
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