2017年8月24日にこの記事は更新しました。
8月18日放送のNHK総合「ファミリーヒストリー」に
オノヨーコさんが
息子ショーン・レノン(41)さんと出演しました。
84歳にしては元気そうだったので安心しました。
ただ、
病名は明かしませんでしたが、
「怖い病気」を患っていると告白しました。
2017年4月30日にこの記事はアップしました。
オノ・ヨーコさんが
幻覚型認知症に罹患して
現在、車いす生活と報道されています。
週刊新潮 2017年 5/11号より引用。
幻覚型認知症とは
「レビー小体型認知症」のことです。
認知症で最も多い疾患は
アルツハイマー病です。
(表紙の画像は
アルツハイマー病の方の脳内です。)
茶色は神経細胞内にたまった原因物質タウ。
次いで多いのが
この「レビー小体型認知症」です。
全国に
90万人とも150万にとも言われています。
レビー小体型認知症自体が
比較的新しい病気のために
医療関係者でも
レビー小体型認知症に対する
認知度は低く、
患者数も正確には把握できていません。
さらに症状が多彩なために(後述)
うつ病や統合失調症と
誤診されている方も多くいます。
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レビー小体型認知症に
罹患されている樋口直美さん。
「えにしを結ぶ会」映像を拝見しました。
レビー小体型認知症との診断ですが、
認知症という感じは
まったくありませんでした。
ご本人の許可を得てホームページをリンクしました。
むしろ
鋭く切れる洞察力の方だと推測します。
またかなり活動的です。
本人も語っておられます。
私は「レビー小体型認知症」ですが、
「認知症」でありません。
その通りだと思いました。
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レビー小体型認知症では
「認知症」が主症状と思われています。
実は違います。
「認知症」はすでに病期(病気)が
かなり進行してから現れます。
実はもっとも早期に現れる主症状は
「自律神経疾患」です。
難治性の便秘、
睡眠障害や立ちくらみなどです。
(起立性低血圧)
幻視や錯視も起こります。
オノヨーコさんの症状として
犬が見えるという証言がありました。
(本当はいない)
幻視の可能性が高いです。
また
昨年2016年2月26日夜に
オノヨーコさんは救急車で運ばれています。
脳卒中かといわれていましたが、
違うと思います。
自律神経系の異常からくる
立ちくらみによる転倒
もしくは
睡眠障害などから
かなりの疲労が
体調を悪化させていたのかもしれません。
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レビー小体型認知症の原因は
神経細胞に
シヌクレインというタンパク質が
異常に蓄積するからです。
茶色が異常に蓄積した
シヌクレインです。
記憶を司る海馬という脳の領域の画像です。
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シヌクレインは
脳の視覚野や自律神経にもたまります。
そのために
多彩な症状が現れるのです。
実はパーキンソン病でも
シヌクレインが異常に蓄積しています。
またパーキンソン病の主症状も
「震え・震戦」だと思われますが、
もっとも初期の症状は
自律神経系の異常です。
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我々は
脳のオートファジーを活性化して
異常シヌクレインを除去する方法を
模索しています。
一人でも
認知症やパーキンソン病の方が
良くなるよう
少なくなるように
研究とブログで活動しています。
みそしる一押しお願いします。
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