この記事は2019年6月30日に更新されました。
認知症やレビー小体病
多系統萎縮症、
うつや
自律神経失調症などに関して
「症状」が良くならないと
意味がない。
脳内の病態を
知ったところで
「症状」が改善しないなら
無駄です。
こんな声を聞きます。
本当にそうでしょうか?
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ロビン・ウィリアムの場合には
うつ病と診断され
確定診断は
レビー小体型認知症でした。
本人、
または
介護されている家族の方は
うつ病と聞いていたのに
自律神経症状や
幻視(パレイドリア)が
重なってきたらどうでしょう?
周りの人には
見えないものが
本人だけに見え始めるのです。
「不安」です。
最近、話がかみ合わない。
さっき言ったことを忘れている。
顔の表情がなくなってきた。
本人、
または介護されている家族の方は
こんな初期症状が現れて来たら
「不安」です。
その不安な気持ちは
だれでも抱きます。
もし
この時に
同じ境遇の人がいれば
どうでしょう?
各地域に
「認知症カフェ」があるのも
そのためです。
少し安心しませんか?
物忘れに加えて、
うつ症状が出てきても
急に怒り出したりしても
以前と性格が変わってきても
すでに
これらの症状は
「現れてくるかも」という
情報をしっているから
想定内です。
いよいよ出てきたかという
心づもりができます。
また
脳内で起こっていることは
見えませんが、
「同じように不安な方」に
その情報をおしえてあげるだけで
安心感をいだくかもしれません。
「安心」は最善の良薬です。
安心感は
症状の変動や進行具合に
影響します。
逆に
不安な気持ち・あせりは
症状を悪化させ、
ますます状況が悪くなります。
日々の行動(衣食住)も
大切ですが、
「こころ」は大切です。
「こころ」を落ち着かせてくれる
情報は無意味ではないのです。
(今日の記事はここまでです。)
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