最終更新日: 2020.09.6

パーキンソン病・レビー小体型認知症の腸 脳の関連と便秘の原因

「腸と脳(神経)」は
密接に関わっています。

レビー小体型認知症と
パーキンソン病の患者さんでは
重度の便秘がおこります。

この2つの疾患は
実は
同じ原因物質が
異常に蓄積しています。

そして
神経に
原因物質が蓄積する結果
腸の機能が障害され、
便秘が起こります。

身体で起こっていることを
みてみましょう。

まず
原因物質は
アルファー
シヌクレインという
タンパク質です。

茶色い部分が
アルファー
シヌクレインというタンパク質が
局在している場所です。

synuclein blog 20160318 PD DLB

健常者の画像
下半分を拡大して書きました。

IMG_0426 blog synuclein 20160318

健常者も
レビー小体型認知症も
ほぼすべて茶色でしょ。

脳内に
たくさんある
タンパク質なのです。

では
健常者と
レビー小体型認知症
の方で違いは?

レビー小体型認知症の方では
濃い茶色い部分が
ポツポツとあります。

アルファー
シヌクレインが
異常に蓄積している箇所です。

これは
記憶をつかさどる
脳の部位、
海馬の画像です。

(この濃い茶色い
ポツポツが
記憶に悪影響をおよぼしてる
感じがしませんか?)

もう一つ
違いがあります。

見えているのですが、
隠れています。

ん、どっちなんだ?
見えるのか?
みえないのか?

波平さん
もう一度
健常者と
レビー小体型認知症の方の脳内の
画像をよーく見てください。

そこに
「腸と脳(神経)」の
接点があります。

(つづく)

(今日の記事はここまでです。)


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