マヨネーズは
大さじいっぱいで
100キロカロリーあります。
それが
「カロリーハーフ」
マヨネーズであれば
50キロカロリーになります。
カロリーを気にする方には
とても魅力的。
しかし
「カロリーハーフ」マヨネーズは
マヨネーズではありません。
「サラダクリーミードレッシング」と
言う名前です。
ナニが違うの?
「マヨネーズ」の成分は?
日本農林規格(JAS)によると
マヨネーズは
「水分が30%以下」
「油脂含有率が65%以上」
となっています。
さらに成分として
「食用植物油脂」
「醸造酢及び柑橘類の果汁」
「卵黄及び卵白」
「蛋白加水分解物」
「食塩」
「砂糖類」
「はちみつ」
「香辛料」
これら以外が入ってるものは
「マヨネーズ」とは呼べません。
簡単に言うと
マヨネーズは
「卵、油、酢、塩」からできています。
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「カロリーハーフ」にはナニが?
実際のマヨネーズの成分です。
食用植物油脂(国内製造)、
卵黄、醸造酢、食塩、
香辛料/調味料(アミノ酸)、
香辛料抽出物、
(一部に卵・大豆・りんごを含む)
一方、
「カロリーハーフマヨネーズ」の成分は
食用植物油脂(国内製造)、
卵、醸造酢、食塩、
砂糖、香辛料、
たん白加水分解物/増粘剤
(キサンタンガム)、
調味料(アミノ酸)、
香辛料抽出物、
(一部に卵・大豆・りんごを含む)
食用植物油脂や卵
醸造酢
食塩
までは同じです。
それ以下が
マヨネーズでは
香辛料
調味料
香辛料抽出物
となっており、
これらは順番は違いますが、
「カロリーハーフ」マヨネーズにも
入っています。
「カロリーハーフ」マヨネーズには
さらに含まれている成分があります。
蛋白加水分解物
増粘剤(キサンタンガム)
砂糖です。
「カロリーハーフ」には
糖質として「砂糖」が入っています。
糖質制限ダイエットの方は
チェックです。
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「カロリーハーフ」がマヨネーズになれないわけ
成分でみると
「カロリーハーフ」に含まれている
蛋白加水分解物
増粘剤(キサンタンガム)
砂糖のうち
「蛋白加水分解物」と「砂糖」は
マヨネーズ成分として認められています。
ということは
成分的には
「キサンタンガム」が
マヨネーズになれない理由の1つです。
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「カロリーハーフ」のキサンタンガムの役割は?
キサンタンガムは
トロッとした食感を出すために
使われる糖質です。
マヨネーズだけでなく
とろみを作るために
スープやインスタントカレーなど
多くの製品に
キサンタンガムが含まれています。
キサンタンガムの原材料は
とうもろこしやデンプンです。
これらの糖質を
細菌によって発酵させて作られます。
キサンタンガムの成分としては
グルコースや
マンノースなどの
天然の糖質からなっています。
つまり
キサンタンガムは安全な製品です。
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「カロリーハーフ」にとろみが少ないわけ
カロリーハーフに
増粘剤(キサンタンガム)を
いれているということは
増粘剤(キサンタンガム)をいれないと
ドロッとした食感が
出せないということです。
カロリーを半分にするためには
「脂肪分」を減らすことが一番です。
そこで
カロリーハーフでは
食用植物油脂(国内製造)を
減らしているのでしょう。
油が減った分
サラサラになってしまったために
増粘剤(キサンタンガム)を
入れる必要があったと推測します。
マヨネーズの定義では
「油脂含有率が65%以上」ですが、
この条件を満たすことができずに
名称が「マヨネーズ」ではなく
「サラダクリーミードレッシング」なのです。
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「カロリーハーフ」マヨネーズまとめ
成分だけをみると
安全っぽいものが並んでいます。
しかし
マヨネーズ、
カロリーハーフともに含まれている
「食用植物油脂」が
結局、
何の油なのかはわかりませんでした。
本来はマヨネーズも
家で手作りだったはず。
私たちの食はドンドンと
人工的なものに
置き換わっています。
「便利さ」を追求した結果、
安全、安心を
失っているのかもしれません。
宣伝に流されず、
その理由を知ることで
消費者として
「選ぶ」ことができます。
今日もありがとうございました。
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