オリゴ糖を1歳未満の
赤ちゃんに与えても良いのでしょうか?
特に赤ちゃんが便秘気味のときに
迷う方が多いようです。
赤ちゃんの便秘の対処法として
「オリゴ糖」は効果あり？
オリゴ糖が赤ちゃんの腸に入るとどうなる？
オリゴ糖を食べると
胃ではあまり分解されずに
腸まで届きます。
そして
腸内細菌がオリゴ糖をエサにして
「酢酸」「酪酸」や「プロピオン酸」といった
脂肪酸を作り出します。
このため
腸内は「酸」性状態になります。
すると
「酸」に強い「ビフィズス菌」などの
善玉菌とよばれる
細菌が多くなります。
それと同時に臭い匂いを発する
悪玉菌は減少することで
腸内環境が整ってきます。
このようにして
オリゴ糖は赤ちゃんの
腸内環境を整えます。
そのためオリゴ糖の中には
「トクホ」に指定されているものもあります。
赤ちゃんだけでなく、
子ども、大人の腸でも
オリゴ糖は同じようにして働きます！
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おっぱいに含まれるオリゴ糖
オリゴ糖には種類がいくつかあります。
特に赤ちゃんが飲む「おっぱい」の中には
「ガラクトオリゴ糖」と呼ばれる
オリゴ糖がたっぷりと含まれています。
そのため本来、
赤ちゃんにオリゴ糖をあげる必要はありません。
母乳を飲んでいる赤ちゃんは
おっぱいを飲むことで
お母さんからの「天然のオリゴ糖」を
たっぷりととっているからです。
一方、
おっぱいではなく、
ミルクを飲んでいる赤ちゃんは
オリゴ糖は「あり」かもしれません。
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オリゴ糖を赤ちゃんに与える前に！
Point
「赤ちゃんのうんちの状態」を
確認してください。
ちょっと酸っぱい匂いであれば
酸性好きのビフィズス菌が
たくさんいる証拠です。
そのときには
これまで通りの食事で充分。
オリゴ糖を与える必要はありません。
一方、
うんちがいやな臭い匂いを発する場合には
悪玉菌が増えている証拠です。
この際には
少しオリゴ糖を混ぜて
うんち状態を観察しましょう。
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赤ちゃんにオリゴ糖の量はどれくらい？
赤ちゃんによって
ミルクを消化するスピードも量も違います。
まずはオリゴ糖を
「ティースプーン半分」から
スタートして下さい。
トクホの「オリゴのおかげ」のサイトでは
ティースプーン
半分から1杯(約1から2グラム位)を推奨しています。
繰り返しますが
わたしは
「ティースプーン半分」を
まずはおすすめします。
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オリゴ糖が赤ちゃんの便秘に効果あり？
結論からいうと
「便秘の原因」によります。
これもうんちの状態を確認することで
ある程度推測できます。
「匂いや状態」を観察して
健康的なうんちであれば
便秘の原因は
「ミルクを飲む量が少ない」。
少し赤ちゃんにとって
「動きが少なかった」などが考えられます。
また赤ちゃんのご機嫌も観察してください。
いつもと違う様子だで
常にぐずっているようだと
別の原因かもしれません。
うんちの匂いが臭い場合には
悪玉菌が増えている証拠です。
この際には
オリゴ糖が効果を発揮する可能性は高いです。
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「1才未満の赤ちゃんへのオリゴ糖」のまとめ
おっぱいを飲んでいる赤ちゃんに
オリゴ糖は本来必要ありません。
ミルクを飲んでいる
赤ちゃんの場合には
まずはオリゴ糖を「スプーン半分」で
「うんちの状態を確認する」ことを
おすすめします。
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