最終更新日: 2021.04.19

甘いものをやめると [がん]は小さくなるか?

ガンは甘いもの(糖質)を
ドンドンと使って
増殖、転移します。

では
食生活で糖質を制限すると
がん細胞の増殖、転移は抑えられますか?
という質問をいただきました。

残念ながら

●糖質制限で
ガンは克服できません。

甘いものを制限して効果のあった報告

東洋経済オンラインの記事
がん細胞を兵糧攻め!「究極糖質制限」の威力

約2年前に
糖質制限を究極に行い
ガンが縮小したがん患者さんたちが
実に70%もいたという
実際の例を挙げています。

この方たちの身体では
ナニガ起きたのでしょうか?



糖質を制限するとケトン体が増える

糖質制限をすると
体内でケトン体と呼ばれる物質が増加します。

これは
身体が「糖質」からエネルギーをつくれないために
代わりに「脂肪」を使って
エネルギーを作る際にケトン体ができます。

つまり
ケトン体があがるということは
糖質がちゅんと制限できているということです。



糖質を制限しても血糖値は正常

糖質を制限すると
血糖値の増減幅は
少なくなります。
すると
身体の負担も少なくなります。

血管系や神経系の疾患には
良いと思います。

しかし糖質を制限しても
脂肪経由で
糖質ができてしまうのです。

がんはあらゆる手を尽くして
「糖質」を取り入れます。
そして
血液内にすこしでも血糖があれば
正常な細胞よりも先に
ガン細胞が血糖を使って増殖します。

言い換えれば
ガン細胞は
糖質を制限したから
縮小したのでありません。

前述の記事の
コメント欄で
「かっちゃん」の質問は
的をついています。
そのまま転記します。

そもそもケトン食にすると、血糖値はどうなるのですか? 低血糖で倒れないのは、糖新生がおきて血糖値を正常数値に保っているからではないですか?であるならぱ、ケトン食にしたからといっても『癌は血中から糖を取り込める』のだから、無意味なように思うのですが。どなたか詳しい方教えて下さい。



なぜガンが縮小するのか?

ガンが小さくなる
もしくは
消失する人がいるのは確かです。

身体に取り入れる糖質がへったから、
ガン細胞が増殖できなくなった
わけではありません。

なぜなら
体内から糖質を
すべて排除することはできないからです。

では何なのか?

ケトン体自体ががん細胞を抑制した?
腸内環境が改善した?
免疫系が活性化した?
ガン細胞が放出する
エキソソーム減った?

理由は
複数あると思います。
個人によって違うはずです。

ただ、
一つだけ
確実に言えることは
ガンになる前と
同じ食生活をしていたのでは
ガンに対する抑制効果はないでしょう。

ガンのできやすい環境を作っていた生活を
変える必要があるいうことです。



がんになりやすい食生活をかえる

ガンのできる前に
甘いものを摂り過ぎていた人は
完全にやめるぐらいの覚悟が必要です。

天然の甘さに慣れてくると
それほど
大変なことではありません。

野菜の甘み
甘酒の甘み
果物の甘み
たまに水あめの甘みなどで
十分満たされた気持ちになります。

市販のスウィーツなどは
逆に甘すぎると感じるはずです。

しかも
スタバ、タリーズなどの
「フラベチーノ」の量、多すぎ!
もっと小さいサイズだしてほしい。



甘いものと「ガン」まとめ

日本では
2人に1人がガンと診断される異常事態です。

がん予防のためにも
なるべく
精製された糖質は控えましょう。

これが
ガンの予防にもつながります。
ガンだけではなく
神経難病の予防にもつながります。

ガンが縮小したヒトは
それまでの
ガンが増殖する環境を変えた
もしくは
変えれた人たちだと思います。

今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

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