春キャベツは普通のキャベツと違うの?
普通のキャベツとは冬場に登場する
あの硬いキャベツです。
一方、春キャベツとは
春先に出てくる柔らかいキャベツです。
春キャベツの甘さにはちゃんと理由があります。
キャベツの種類もいろいろ
キャベツにはいくつか種類があります。
7つご紹介。
一般的によく見るキャベツは
冬キャベツと呼ばれ品種は寒玉キャベツ。
また春に出てくるキャベツは
「春キャベツ」、
別名は「新キャベツ」と言います。
その他、とんがったキャベツもあります
そのまま名前は「とんがりキャベツ」。
または「みさき甘藍」。
色が赤いキャベツもあります。
「レッドキャベツ」です。
大きさがとても大きい
「ジャンボキャベツ」というのもあり
北海道で主に生産されています。
ジャンボキャベツ( ; ゜Д゜) pic.twitter.com/zp3N94l4kY
— かねごん (@taka_kanegon) October 22, 2017
1つで30キロほどの大きさにもなるそうです。
私はまだ見たことがありませんが
ロールキャベツには良さそうですね。
逆に小さいキャベツもあります。
「芽キャベツ」です。
その他チリチリになったキャベツもあります。
「ちりめんキャベツ」と呼ばれています。
福岡県産、ベビーサボイの紹介です。サボイキャベツ(ちりめんキャベツ)の若芽で、小さくてもしっかりした歯応えと、ほんのりとした苦味があります。葉脈に力強い印象でがあり、付け合わせにしても存在感抜群です。#ベビーサボイ #福岡県 #サボイキャベツ #チリメンキャベツ pic.twitter.com/DUchfYbnJx
— 創業明治7年 株式会社 八百巳商店 (@yaomisyouten) April 10, 2021
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春キャベツの成分は?
成分はキャベツの種類によって違いますが、
主な成分は同じです。
キャベツには「食物繊維」が豊富。
そして各種ビタミン。そして、糖質。
特に春キャベツが甘いのは
「糖質」を含んでいるからです。
季節によって甘味成分を調べた結果があります。
参考文献は50年ほど前のものですが
キャベツの特性に違いはないはずです。
各種類を少なくとも15個はしらべています。
1月から12月収穫された
キャベツの甘味を計っています。
やはり
冬を経験する春キャベツは
糖質を多く含んでいます。
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春キャベツの甘味の役割1
甘味の素、
「糖質」には大きく2つの役割があります。
1栄養として使う。
野菜に含まれる糖質は
酵素で切られることで
ショ糖(グルコース)にまで分解されます。
これは私たち人間でも栄養とする糖です。
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キャベツの甘いの2つ目の役割
2 甘味が野菜の身体を守る
冬の厳しい時期に
野菜の細胞が凍ってしまうといけません。
糖質には細胞内の水分を
凍らせにくくする性質があります。
糖質をつくることで
キャベツの細胞が潰れてしまわないのです。
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キャベツはいつから丸い?
気になったのでキャベツの起源を調べました。
紀元前600年ころに
ヨーロッパケルト人によって
キャベツの原型となる「ケール」が
栽培されていた記録があります。
もともとスペインに住んでいたイベリア人が
野生のケールを栽培しており、
地中海沿岸に侵入したケルト人が
そのケールの栽培を開始して、
ヨーロッパ全域に広がったと言われています。
いろいろな説ありますが、
現在普及している丸いキャベツは、
12世紀から13世紀
イタリアで品種改良されたものです。
フランス語ではキャベツのことを
シューといい、
シュークリームの「シュー」ですね。
キャベツのようなかたちをしているからです。
最近
シュークリーム シュークリームって
シュークリームみたいな顔して😪#ハマる✨ pic.twitter.com/NIiiWxcoh6
— yuichi (@Hy05121980) April 7, 2021
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春キャベツは甘いのまとめ
やさしい甘味はオリゴ糖で、
徐々に春にかけて暖かくなると
小さい糖に分解して
キャベツ自身の栄養にします。
そのため、甘さも徐々に少なくなります。
寒さを乗り切る必要があるために
春キャベツは糖質を蓄えており、
私たちはそれを
美味しくいただいているのです。
感謝。
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