2月15日発売の
「かぐわしき植物たちの秘密」が店頭に並んでいました。
うれしい!
\(^o^)/
本で取り上げた話題の中から1つご紹介。
ローズマリーの若返り効果
ローズマリーはハーブとして
有名ですが
昔から若返りの水としても
使われていました。
ローズマリーの成分が溶け出すことで
その水には美容作用があったようです。
その1つが
「カルノシン酸」です。
カルノシン酸には、
抗酸化作用があり
肌の細胞の酸化からまもるからでしょう。
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カルノシン酸の神経保護作用
さらに
カルノシン酸には、
脳や神経を保護する働きもあります。
そこで
カルノシン酸を食べることで
アルツハイマー病型認知症などの
神経系の病気を防ぐ可能性があります。
そのため
世界中で
精力的に研究が行われています。
しかし
欠点がありました。
カルノシン酸は水に溶けにくい性質があり、
脳に到達する量が少ないため、
いまだに実用化には至っていません。
残念ながら
現時点では
ローズマリーの栄養成分は
脳には効果がなさそうです。
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ローズマリーの香り効果
最近の研究では
ローズマリーの香り自体に
頭の若返り効果があることがわかってきました。
香りは鼻から脳に直接届くため
神経系の機能にききやすいのでしょう。
残念ながら香り成分に
「カルノシン酸」は含まれません。
そのため、
カルノシン酸以外の「なにか」が
脳に効いているようです。
著書では
「酢酸ボルニル」を取り上げました。
酢酸ボルニルの香りは
針葉樹にも多く含まれ
「森と香り」とも言われます。
さわやかな香りで
交感神経を和らげる効果が報告されています。
森林浴は
「sin-rin-yoku」として
世界で通じるようになってきました。
季節もよくなってくると
森林で大きく呼吸をしてみてはいかがでしょうか?
香りに興味のある方は
除いてみて下さい。
今日もありがとうございました。
みそしるが出ていれば
一押しお願いします。