「果糖ブドウ糖液糖」、
「ブドウ糖果糖液糖」や
「砂糖」の摂りすぎは
生活習慣病を引き起こす
大きな原因の1つです。
「減らせばいいんじゃない?」
と「言うのは簡単」ですが、
実際に行うのは難しい。
2020年10月に
オーストラリアの大学から
このジレンマを解決する
面白いアイデアが出てきました。
精製糖を減らす方法「家で料理をする方向け」
最近どの製品にも
「果糖ブドウ糖液糖」
「ブドウ糖果糖液糖」
「砂糖」が入っています。
これらをまとめて
「精製糖」といいます。
精製糖の摂りすぎを
無理なく減らすために
このサイトでは
「多種類の天然の甘み」を
取り入れることをおすすめしています。
例えば
エリスリトール、
水飴、オリゴ糖、
トレハロース、
メープルシロップや蜂蜜などです。
しかし
料理をしない人にとっては
コンビニやお店で手に入る
製品を購入するだけなので
選択肢がありません。
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料理をしない方でも精製糖を減らす方法
市販の製品を購入するときに
「果糖ブドウ糖液糖」や
「ブドウ糖果糖液糖」を
減らすにはどうすればいいでしょう?
単純に買わなければいいのですが、
「見ると欲しくなる」人や
「勝手にカゴに入れてしまう」人に
とっては難しい。
それでは
お店の側が
これらの製品を制限するとどうなるか?
実は
購入者の精製糖の摂取が減る
ということがわかりました。
お店はヤッテイケルノ?
それが大丈夫で、
意外なことに売り上げは変わらなかったのです。
オーストラリアのメルボルン近くにある
モナシュ大学で行われた
大掛かりな研究結果からです。
この研究では
地域にあるスーパー20店舗を
12週間にわたって
2つの群に分けました。
1つの群は
今まで通り販売を行うグループ。
もう一方のグループでは
砂糖入りの飲み物などを
「見にくい場所に置く」か
「陳列から外す」試みをします。
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精製糖の製品とは?
対象となった食品は
果糖ブドウ糖液糖入りのドリンク
精製糖を使ったお菓子
ビスケットなどです。
その結果、
購入者は砂糖入りの製品を
買うことができない。
または
気付かないため、購入しませんでした。
そのため
これらの製品の
売り上げが約8%減りました。
特に
果糖ブドウ糖液糖入りの
「甘いドリンク」の売り上げは
13%も減りました。
コーラやソフトドリンクです。
しかし
「ビスケット系」は
あまり変化がありませんでした。
簡単にまとめると
●ビスケットを買いたい人は
どこにあろうと購入する。
一方、
ソフトドリンクや炭酸飲料などは
置いてなければ
飲まなくても良い
という人が多いと言うことです。
大事な点として
精製糖の製品の売り上げは
減ったのですが、
お店の全体的な売り上げは
この試みをする前と
変わらなかったと言うことです。
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「果糖ブドウ糖液などを減らす」のまとめ
個人だけでは
限界があります。
そこで新たな取り組みとして
「販売するお店が製品を制限する。」
精製された糖分が
心や体に影響するということを
意識している人は
自分で調節することができます。
しかし
精製糖の摂取のことを
あまり気にしない人も多くいます。
そして結果的に
年をとってから
「糖尿病」や「認知症」になってしまいます。
また体重増加により
足腰への負担がかかって
「歩けなくなる」といった
ロコモの症状が出始めます。
ロコモとは
「ロコモティブ症候群」のことで
足腰が動かしずらくなり
歩けなくなって、要介護になる人達です。
糖質制限の「製品」は増えましたが
精製糖を制限した
「コンビニ」や「お店」などが増えればいいな。
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