最終更新日: 2020.10.19

糖質と乳酸菌を一緒にとると… [イヌリン]

腸内環境をよくしようと
ヨーグルトを毎日食べる人がいますが、
効果は人によってまちまちです

腸への効果を実感する人、
体調が良い人はいいのですが、
もし効果がない場合には
ヨーグルトだけではなく
「食物繊維」と同時に食べる
効果があるかもしれません。

なぜでしょう?

食物繊維を摂ってもらった

江崎グリコは
ビフィズス菌BifiXを保有しています。

この菌は腸まで届くという
宣伝文句で売り出されています。


グリコサイトより引用

私の場合には
お腹がかなり
クルクルと普段よりも動きました。

一方、
ビフィズス菌BifiXでも
なんの効果もない人もいます。

江崎グリコがこの菌をつかって
ある実験をしました。

成人60名を対象に
3つのグループに分かれてもらいました。

2週間毎日
1 「ビフィズス菌」を摂るグループ
2 「ビフィズス菌」と「イヌリン」を
同時に摂取するグループ
そして
3 「なにもとらなかった」グループの3つです。

イヌリンとは食物繊維です。
特にチコリや菊イモなどにふくまれています。
食物繊維は大きくみれば
「糖質」の一種です。



糖質が腸内細菌をふやす

その結果
ビフィズス菌だけを取るよりも
ビフィズス菌と
同時にイヌリンを取ったときの方が
腸内細菌がふえることがわかりました。

どれくらい増えるかというと
腸内ビフィズス菌の数が
イヌリンと同時だと
約1.5倍に増えました。

全く取らなかったグループよりも
約2倍に増えていました。



なぜ食物繊維が
腸内細菌を増やすのか?

その答えは食物繊維が
腸内細菌の餌となるからです。

つまり
乳酸菌を含むヨーグルトを
食べているだけでは
もし
乳酸菌の餌がない場合
乳酸菌は増えることができません。

乳酸菌の餌と一緒に
ヨーグルトを食べると
乳酸菌は元気いっぱいに
増えることができるのです。

言い換えれば
ヨーグルトなどの発酵食品で
「なかなか腸の状態が安定しない」
「腸内環境が良くならない」と
言う人は食物繊維が
普段から少ない可能性があります。

食物繊維が不足すると・・・



腸内環境がわかる方法

腸内環境が良いか悪いかは
あるものを見れば
いっぱつでわかります。

「便」です。

お腹からの便りですし
大便の約3分の1は
腸内細菌の死骸でできていると
言うことがわかってきました。

残りの3分の2は
「身体のカス・老廃物」や
「消化されなかった食べ物など」です。

つまり
大便の「量が多くなった」
もしくは
「大きさが大きくなった」という方は
腸内環境が以前よりも
整ってきたと言うことです。



「糖質と乳酸菌」のまとめ

腸を整えるためには


Point

●乳酸菌と同時に
食物繊維または
オリゴ糖などの糖質

今日もありがとうございました。
みそしるが出ていれば
一押しお願いします。


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