腸内環境をよくしようと
ヨーグルトを毎日食べる人がいますが、
効果は人によってまちまちです。
腸への効果を実感する人、
体調が良い人はいいのですが、
もし効果がない場合には
ヨーグルトだけではなく
「食物繊維」と同時に食べると
効果があるかもしれません。
なぜでしょう?
食物繊維を摂ってもらった
江崎グリコは
ビフィズス菌BifiXを保有しています。
この菌は腸まで届くという
宣伝文句で売り出されています。
私の場合には
お腹がかなり
クルクルと普段よりも動きました。
一方、
ビフィズス菌BifiXでも
なんの効果もない人もいます。
江崎グリコがこの菌をつかって
ある実験をしました。
成人60名を対象に
3つのグループに分かれてもらいました。
2週間毎日
1 「ビフィズス菌」を摂るグループ
2 「ビフィズス菌」と「イヌリン」を
同時に摂取するグループ
そして
3 「なにもとらなかった」グループの3つです。
イヌリンとは食物繊維です。
特にチコリや菊イモなどにふくまれています。
食物繊維は大きくみれば
「糖質」の一種です。
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糖質が腸内細菌をふやす
その結果
ビフィズス菌だけを取るよりも
ビフィズス菌と
同時にイヌリンを取ったときの方が
腸内細菌がふえることがわかりました。
どれくらい増えるかというと
腸内ビフィズス菌の数が
イヌリンと同時だと
約1.5倍に増えました。
全く取らなかったグループよりも
約2倍に増えていました。
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なぜ食物繊維が
腸内細菌を増やすのか?
その答えは食物繊維が
腸内細菌の餌となるからです。
つまり
乳酸菌を含むヨーグルトを
食べているだけでは
もし
乳酸菌の餌がない場合
乳酸菌は増えることができません。
乳酸菌の餌と一緒に
ヨーグルトを食べると
乳酸菌は元気いっぱいに
増えることができるのです。
言い換えれば
ヨーグルトなどの発酵食品で
「なかなか腸の状態が安定しない」
「腸内環境が良くならない」と
言う人は食物繊維が
普段から少ない可能性があります。
食物繊維が不足すると・・・
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腸内環境がわかる方法
腸内環境が良いか悪いかは
あるものを見れば
いっぱつでわかります。
「便」です。
お腹からの便りですし
大便の約3分の1は
腸内細菌の死骸でできていると
言うことがわかってきました。
残りの3分の2は
「身体のカス・老廃物」や
「消化されなかった食べ物など」です。
つまり
大便の「量が多くなった」
もしくは
「大きさが大きくなった」という方は
腸内環境が以前よりも
整ってきたと言うことです。
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「糖質と乳酸菌」のまとめ
腸を整えるためには
Point
●乳酸菌と同時に
食物繊維または
オリゴ糖などの糖質
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