「発酵あんこ」。
なんとも魅力的な名前です。
私は
「粒あん」や「どら焼き」など
あんこ系は大好きです。
しかし
市販の製品には
たっぷりと砂糖が入っていることと
気をつけないと合成甘味料が
入ってる場合があります。
「あずき」と「こうじ」があれば
砂糖も使わない
甘い「発酵あんこ」が自分で作れるという
情報を仕入れたので
早速試してみました。
自分で作れば量もたくさんできるしね
(^-^)
結果は…大失敗。
発酵あんこ、こうすると不味くなる
こうすれば
「美味しくできますよ」という
レシピはありますが、
参考までに
「こうすれば不味くなります」という
レシピです。
いつも通り
圧力鍋で一晩漬けた小豆を
炊きあげました。
ここまではいつも通りです。
やや出来上がった小豆が
硬いかなぁと思ったのですが
そのまま半分には
塩麹をまぶして
さらに温め一晩放置しました。
本来はここで
「米こうじ」を使うようです。
いい加減な私は
手持ちの「塩こうじ」を使いました。
半分にだけ塩こうじをかけたわけは
後で「比べることができる」からです。
朝起きて
ワクワクしながら塩麹入りの
小豆を1口食べたのですが
オェ
(-_-;)
甘いイメージをしていたのですが
塩こうじの生臭い香りと味、
また小豆が「ボソボソ」で
全く美味しくありませんでした。
まだ塩麹をかけていない小豆だけの方が
「ボソボソ」なだけなので
よっぽど美味しいです。
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発酵あんこ失敗の原因
失敗の原因は
小豆の殻が硬すぎて
麹が小豆の中にまで
到達出来なかったためか?
そのため、
糖質を分解できなかったのではないか
と推測しました。
温度もいい加減だったので
麹のパワーが引き出せず
まずい「不発酵あんこ」と
なってしまいました。
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発酵あんこ再挑戦
発酵あんこを作ろうと思い
あんこを準備したのですが
妻がかぼちゃを入れてしまいました。
そこで
急遽、「発酵小豆かぼちゃ」で
もう一度挑戦することにしました。
小豆かぼちゃを作り
半分には米麹をまぶしました。
蒸し器の中に入れて
適当に熱くなったら
そのまま放置をして
一晩置いておきました。
翌朝
2つを食べ比べてみました。
左は昨日と同じように
食感は良いのですが
ほとんど甘さはありませんでした。
一方
右のほうは食べた瞬間
優しい甘さが広がり
砂糖を入れてもいないのに
とても甘いし、おいしい。
(^-^)
子供たちも
どんどんと食べてしまうので
「食べ過ぎ!」とストップをかけました。
発酵あずきかぼちゃは大成功です。
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発酵あんこの「失敗」まとめ
失敗と成功を経験して
おそらく「発酵あんこ」
または「発酵小豆かぼちゃ」の
ポイントは2つです。
Point
●小豆の状態
●発酵の温度
小豆の状態は
小豆の「ザラザラ感」と「こうじ」が
しっかりと混ざっていること。
温度に関しては
ヨーグルトメーカーや
50度前後を保つことができる器具を
持っている人は
その便利は機器を利用しましょう。
より簡単に作れると思います。
私のように器具を持っていない人は
温度は結構高め方がいいと思います。
麹は50-60度ぐらいが良い感じです。
今度はもう一度
「発酵あんこ」に挑戦します。
今日もありがとうございました。
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