かぼちゃの煮物が
大好きなのでよく作ります。
ホクホクで
とても甘い時は幸せな気分になります。
カボチャには
「ビタミンA」が含まれています。
1995年に
厚生労働省がある注意喚起をしています。
「ビタミンA」は
妊娠中、
特に妊娠初期には
奇形を起こす可能性がある。
ではビタミンAを含むカボチャは
妊娠中ダメなの?
実は
カボチャのビタミンAは
ビタミンAではありません。
どういうこと?
妊娠中、カボチャはダメ?
ビタミンAの摂取が多いと
奇形のリスクが高まるという報告が出ました。
1995年
厚生労働省も注意喚起しています。
そのため、
妊娠の特に前期や妊かつの人は
「ビタミンAのサプリ」は絶対に飲まない!
ビタミンAの多く含まれている食材は避ける。
たとえば
「レバー」です。
カボチャには
ビタミンAがたっぷりといわれますが、
カボチャのビタミンAは
「ベータカロチン」という形で含まれており、
ビータカロチンが
ビタミンAに体内で変わるのです。
動物性の食品の場合には
ビタミンAとして
体内に入ります。
一方、
植物由来の場合には
身体にとって必要な
ビタンミンA量だけが変換されます。
つまり
Point
●妊娠中でも
カボチャは大丈夫です。
といっても何事もほどほどです。
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カボチャの天然糖質
カボチャはビタミンA以外にも
いろいろな栄養素を含んでいます。
ビタミンB
ビタミンC
そして食物繊維。
また
天然の糖質の宝庫です。
しかし
カボチャの甘さをなかなか引き出すことができません。
ひと口食べてガッカリすることも多いです。
そんな時
「かぼちゃのポタージュ」へ変更とか
できればいいのですが、
複雑な料理は私にはできません。
基本、
私には「焼く」「蒸す」「煮る」
この3つの調理法しかありません。
しかし
そんな私でもカボチャの煮物で
甘さを引き出す方法がわかったのでシャアします。
というか皆さん知っているかもですが、
秘訣を先に言うと「塩こうじ」です。
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塩こうじ入りカボチャと食べ比べてみた
かぼちゃを外見で
色々と判断するのですが
全く判りません。
「かぼちゃはズシリと重いものが良い」と
以前聞いたことがあり、
重いものを選ぶのですが
甘くない時もあります。
今回つくったカボチャの煮ものもはずれで、
あまり甘くないかぼちゃでした。
いつもだと
ここで「みりん」を入れるのですが
かぼちゃが少し冷めた時に
「塩こうじ」を入れてみました。
写真の左側では塩こうじをふりかけています。
右側には塩こうじはふりかけていません。
そして
8時間ほど放置しました。
そして
左側のかぼちゃと
右側のかぼちゃを味くらべしたところ
驚いたことに全然味が違います。
(゜o゜)!
左側のかぼちゃは
自然なほくほくの甘さがあります。
一方
右側の塩こうじかけていないかぼちゃは
先ほど味見した時と同じでした。
まったく甘くありません。
塩こうじのパワーを見せつけられました。
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塩こうじでかぼちゃの甘みはどうして生まれるの?
本来
かぼちゃの中に含まれている
「食物繊維」や「オリゴ糖」が
加熱することで
焼き芋のように酵素によって
切断されて甘くなります。
しかし
今回のように
全く甘くないかぼちゃの場合には
「こうじ」の力を使って
食物繊維やオリゴ糖を
果糖、ブドウ糖まで分解されるため
とても甘くなります。
かぼちゃの天然糖質は
赤ちゃんの離乳食にもぴったりです。
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