赤ちゃんの離乳食に
よーく火を加えた
「玉ねぎ」は大丈夫です。
玉ねぎの甘味は天然糖です。
さらに
ケルセチン（クェルセチン、Quercetin）という
成分も含まれています。
赤ちゃんの頭の発達にも影響を
あたえる効果です。
ついでに
玉ねぎを早く
「あめ色」に炒める方法をご紹介します。
玉ねぎの甘味はなに？
野菜の中で一番人気は
「玉ねぎ」です。
「玉ねぎ」をよーく炒めると
とっても甘くなってきます。
これは
天然の糖質、（天然糖）で
やさしい甘さです。
オリゴ糖
ブドウ糖
果糖などです。
お腹にも優しいため、
赤ちゃんの腸内細菌も大喜びです。
赤ちゃんに玉ねぎの甘味を
ドンドンと味あわせてあげましょう。
しかし何事も適量で！
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玉ねぎに含まれる成分
玉ねぎの辛み成分は
「硫化アリル」です。
一般的に
野菜や果物には
外敵や
強い光から
自分自身を身を守るために
作り出す物質があります。
「硫化アリル」もその一つですが、
もう一つ
「ポリフェノール」です。
赤ワインに含まれている
レスベラトロールは有名です。
ほかにも
アントシアニン、
ルチンなどがあります。
玉ねぎには甘味成分のほかに
ポリフェノールのケルセチンが含まれています。
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ケルセチンの３つの効果
ケルセチンには
１ 抗炎症作用や
２ 血流をサラサラにする効果
３ 体脂肪を減らす効果があります。
Jpn Pharmacol Ther 36 919 (2008)
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ケルセチンの４つ目の効果
それに加えて
ケルセチンには
記憶を思い出す効果も
報告されています。
対象者は
赤ちゃんではありませんが
軽度から中程度の
アルツハイマー病患者さんです。
5名に
それぞれ
粉末のケルセチン18グラム
もしくは
ケルセチンの入っていない粉末18グラム
（比較対象者）を
4週間飲んでもらいました。
その結果
残念ながら
長谷川式認知症テストの総合点では
差はありませんでしたが、
「記憶を思い出す項目」については
ケルセチンを飲んだ人たちでは
有意に点数が
よくなっていました。
脳の神経細胞の連絡が
改善されているのかもしれません。
大学病院医療情報ネットワーク研究センターの
臨床試験登録情報より引用。
脳が急速に育っている
赤ちゃんにも
良い効果があるはずです。
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玉ねぎのケルセチン量を多くする
実は
白い玉ねぎには
あまりケルセチンが含まれていません。
玉ねぎの茶色い皮の部分に
ケルセチンが多く含まれているからです。
玉ねぎに
ケルセチンを多く含むようにするには
皮をむいた状態で玉ねぎを
5日間ほど太陽に当てておきましょう。
ケルセチンが
どんどんと増えていくことが
わかっています。
玉ねぎの色は
少し黄色くなってきますが
味には全く問題ありません。
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玉ねぎの甘味をスグに！
玉ねぎを「甘く」
「あめ色」に炒めるには
時間がかかります。
そういう時には
切った玉ねぎを一度冷凍しておくと
簡単に「甘く」
「あめ色」に炒めることができます。
先ほどのアルツハイマー病の方では
ケルセチンの「粉末」でした。
ケルセチンは油と相性が良いため、
玉ねぎを油と一緒に炒め
ケルセチンを摂取すれば
もっと脳の細胞に効果的だと思います。
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玉ねぎのまとめ
Point
●赤ちゃんに玉ねぎの甘味は最適。
●玉ねぎの成分が脳の発達にも良いかも。
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今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
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