ついに
水あめを作りました。
結果は
思っていた味とはかなり違い
少し酸味がある
にごった水あめでした。
参考までに
手作り水あめの経過報告です。
米のなかの「デンプン」が
モルトに入っている「酵素」で
徐々にグルコースや麦芽糖にかわって
いく様子がよくわかりました。
こちらが
炊いた玄米です。
玄米モルト水あめの準備
4合の玄米を
四日間室温に置いておくと
少し発芽してきました。
これをお粥にするため
まずコトコトとお米を炊き
お粥状にし
冷ましてから
そこに
40グラムのモルト入れました。
すこしペロッとなめてみましたが、
何の甘味も感じませんでした。
お粥の中にモルトを入れ
簡単に混ぜた後
50度から60度を保つと
書いてありましたが
一晩、
鍋に入れ放置しました。
熱帯夜だったので。
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子供には不評の水あめ原液
翌朝
起きて撮ったのが
こちらの写真です。
ほんのりと
モルトの香りがして
お粥の匂いと
混ざりなんとも複雑な香りです。
子供たちはオエーと
逃げ回ていました。
(-_-;)
こんなものから
本当に水あめになるのかな?
という感じでした。
お粥とモルトの
ぐちゃぐちゃになったものを
布で漉そうと思いましたが
細かすぎたのか全く漉せません。
そこで金網に入れ替え入れ漉しました。
およそ800ミリリッターほどあったと思います。
なめると
前日よりは少し甘味があります。
さてここから
コトコトと
煮込み
1時間経ったときの画像です。
濁りが取れてくるのかと思ってましたが
より濁りは濃くなり
色もだんだんと茶色くなってきました。
こちらが3時間ほど
コトコト煮た後の水あめです。
後で知ったのですが
あまり強火でコトコトにすぎると
透明感が失われ
濁ってくるそうです。
その通り
かなり濁った感じの水あめの完成です。
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手作り水あめの味のほうはというと?
何度か鍋の中の
水あめを味見をしましたところ
味も見た目と同じで
徐々に濃厚になってきました。
モルト臭さは最初の1時間程度でなくなり
その後
2時間程度から少し
酸味のある香りに変わってきました。
完成したときには
ほんのりと酸味のある香りで
味のほうはと言うと
実に濃厚な優しい甘さです。
以前購入した「みとくの水あめ」と比べ
はるかに濃厚で
やや酸味がある感じです。
冷やすと
味がより一層濃厚に感じました。
ジャムみたいです。
子供たちも
「これは、おいしい!」
「ドロッとした甘酒みたい!」
といっていました、
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経済的に手作り水あめはどうなの?
モルト自体は数百円で購入しました。
材料費を考えると全部で600円程度かな。
玄米とモルトだけですから。
後は
ガス代がプラスされますが
1000円はかかっていないと思います。
水あめは全部で
200ミリグラム程出来上がりました。
出来上がった水あめの
量と味からして
価格以上の価値はあると思います。
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手作り水あめの課題点
ただ見た目は透明感がなく
ジャムっぽくなったため、
再度チャレンジします。
次はモルトを「大麦」に変えます。
そして
あまり強すぎない火でコトコトと
水を飛ばしていこうと思います。
後は適度に「アク」を取る必要があるようです。
今回は初めてだったのでどうなるか
ドキドキでしたが
意外とおいしい水飴が完成しました。
また報告します。
今日もありがとうございました。
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