酒粕を食べると
「肌のハリ・ツヤがアップする」
その理由がわかりました!
私は3年前から
酒粕をペースト状にして
冷蔵庫にいつも保存しています。
味噌汁に
野菜炒めに
スプーンいっぱい程度の
「酒粕ペースト」をポイっと投入します。
料理の味が良くなるからです。
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酒粕の意外な効果
酒粕効果として
肌のハリ・ツヤが
半端なく良くなるのを
実感しています。
肌にあまり関心がない私には意外でした。
詳しくは
毎日酒粕を摂り続けた結果・・・
酒粕の肌つや効果の理由は以前
「フェルラ酸」だと思っていました。
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エチルグルコシドが美肌効果の理由だった
肌のコラーゲンの量は
歳とともに減っていきます。
赤ちゃんの頃を100%とすると
20代では約80%
50代になると20%以下にまで
落ちてしまいます。
このコラーゲンを
自然の食品から増やすことができます。
そのヒントは「日本酒」です。
日本酒の成分としては
約0.5%含まれている
エチル-D-グルコシド(エチルグルコシド)が
肌つやをアップさせる天然の成分でした。
2016年に発表された
金沢工業大学と
大関株式会社総合研究所との
共同研究です。
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エチルグルコシドは酒粕にもたっぷり
日本酒を作る工程で
米麹は
アルコールとオリゴ糖がある環境で
エチルグルコシドを
作り出すことができます。
日本酒の約80%は
「水」でできています。
次いで
アルコール(15%程度)
糖質であるグルコース(2%程度)
そして
エチルグルコシドが
0.5%程度含まれています。
つまり
エチルグルコシドは
米麹が作り出す「天然の成分」です。
一方、
お酒の残りである「酒粕」にも
米麹や酵母も残っています。
そのため
このエチルグルコシドはお酒よりも
酒粕の中に
より多く含まれていると思われます。
実際に
酒粕を毎日摂って
肌のコラーゲンを調べた
結果がありました。
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エチルグルコシドは日本酒以外のお酒に含まれる?
エチルグルコシドはアルコールの中では
日本酒だけに多く含まれる成分です。
ビールやワインには
ほとんど含まれていません。
また
ウイスキーや焼酎などの
蒸留酒には一切含まれていません。
アルコールとオリゴ糖が
共存した状態に
麹がいて初めて作られるからです。
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エチルグルコシドは塗っても肌の保湿効果あり
日本酒の大関さんがやっている実験で
エチルグルコシド (2.5%)を含んだエキスを
2分間貼ってから
2時間後の肌表面に含まれる
「水分量」を測定しました。
その結果
水と比較して
20%も多く保湿していました。
エチルグルコシドは糖質であり、
水分を保つ働きがあります。
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エチルグルコシドはコラーゲン産生をアップ
エチルグルコシドを
0.0001%含ませたところ
皮膚の細胞(線維芽細胞)が
コラーゲンを約20%も多く
作り出すことがわかりました。
つまり
エチルグルコシドはお肌のツヤツヤ成分を
アップさせるのです。
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エチルグルコシドは肌の細胞を若々しく保つ
肌の細胞(繊維芽細胞)に
エチルグルコシドを加えて
3日後に細胞の数を測定しました。
その結果
エチルグルコシド(0.0001%)を
加えたものでは
全く加えないものに対して
20%も線維芽細胞が多く増えていました。
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酒粕は加熱しても肌つや効果あり?
私はいつも
アルコールを飛ばすために
クツクツと10分程度、
塩とともに酒粕を煮てから
ペースト状にしたものを
冷蔵庫で保存しています。
それでも
肌つや効果があることから
加熱をしても
酒粕のエチルグルコシド効果は
薄れません。
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赤ちゃん肌をつくりだせる酒粕効果
日本酒をよく飲む杜氏、
醸造家の肌は
ハリやツヤがあると
昔から言われています。
肌のハリと弾力を保つために
コラーゲンと言うタンパク質が
網目状に肌細胞(線維芽細胞)を
支えています。
エチルグルコシドは
このコラーゲンを増やすことができます。
さらに
肌そのものを構成している
線維芽細胞の数を増やすことできるため、
きめ細かい肌を
作り出すことができるのです。
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