短鎖脂肪酸の本を
続けて読んでいます。
腸の環境を良くするためには
「腸内細菌が増えれば良い」と
単純に思ってました。
間違いでした。
「ただ腸内細菌が増えれば良い」と
いうもんではなく
「どこにふえるか?」
「ナニガ増えるか?」が
大切だと知りました。
「腸内細菌の逆襲」
これは
おすすめです。
腸は
「小腸」と「大腸」
と大きく
2つにわかれることは
よく知られていますし、
その働きも違います。
「小腸」は
主に食べた栄養素を
体に吸収する役割をしています。
一方
「大腸」は水分などを
吸収する役割をしています。
小腸に細菌が増えすぎて病気に
腸内細菌は
主に大腸のほうに住んでおり
小腸の方では
比較的数が少ないそうです。
しかし
ある状況になると
小腸で腸内細菌が
ふえすぎてしまうとのことでした。
どんな状況かというと
たとえば
「精神的なストレス」です。
精神的な強い
ストレスがかかると
体がストレスに「反応して」
または
「対抗して」
「ストレスホルモン」と呼ばれる
コルチゾールを放出します。
コルチゾールの放出を
調節しているのは「脳」です。
この脳からの
「コルチゾールを出せ」と
いう指令がでると
コルチゾールが出ると同時に
「腸の蠕動運動が低下」します。
すると
腸が動かないため、
小腸での腸内細菌が
ふえすぎてしまうとのことでした。
増えた腸内細菌が
どうして良くないの?
小腸で
腸内細菌が
増えすぎてしまうと
腸が「カオス」な状態、
ごちゃごちゃな状態
になってしまいます。
すると
増殖しすぎた細菌たちが
過剰に
「水素ガス」
もしくは
「メタンガス」を排出し、
膨満感や腸内環境の悪化に
つながるということです。
ちなみに
「ガス」の語源は
ギリシャ語の「カオス」ということです。
このごちゃごちゃな
カオス状態は
LPSが増えていることを意味します。
LPSとは・・・
「慢性炎症」の引き金です。
認知症では
血中のLPSが増えています。
これは
「腸管に穴があいている」ことを
意味しています。
また
幸せホルモン
「セロトニン」の値も低くなり
腸内環境は
神経系とも
密接にかかわってくるのです。
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腸内細菌の逆襲のまとめ
本のなかでは
「ストレス」が原因で
腸の蠕動運動が少なくなりました。
腸の蠕動運動が
少なくなるのは
ストレスだけが原因ではありません。
運動不足、
食物繊維の少なさ。
添加物も蠕動運動を少なくするかもしれません。
まだ
本は半分しか読んでませんが、
おすすめの良書です。
ちなみに
同じ幻冬舎新書出版から
でている
「植物はなぜ毒があるのか
草・木・花のしたたかな生存戦略」も
おすすめです。
(^-^)
現在、
増刷決定して
2版が出回っています。
食べ物の成分や
毒について書いていますから。
腸への影響が大きいです。
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今日もありがとうございました。
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