最終更新日: 2020.01.30

認知機能が急激に低下している可能性. [ワールドトレードセンターに携わった人たち]

2001年9月11日に
ニューヨークにある
ワールドトレードセンターが崩壊しました。

その直後から
多くの人が
「ワールドトレードセンターの悲劇」に
携わってきました。

レスキュー隊
ボランティア活動家
またその後
ビルのがれきを撤去するために
清掃していた人々などです。

その数は
延べ数万人の人
数ヶ月にわたって作業を行いました。

当時50代だった人は
今では70代になっています。



レスキュー隊の認知機能を調べた人

2020年1月28日に
この悲劇に携わってきた人たち
約1000人の脳画像診断、
心の状態などを調べた人がいます。

Sean Clouston(Ph.D)さんです。

まだまだデータは少なく、
これからもっと対象者を増やす必要がありますが、
「ワールドトレードセンターの悲劇」が
現在の認知機能に大きく影響しているようです。
と2020年1月29日報告しました。

Sean Cloustonさんは
ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校
(ストーニーブルック大学)で
予防医学を専門としています。
ストーニーブルック大学は
ニューヨーク州のマンハッタンにある大学です。



脳の画像診断の結果
老人斑や神経原線維変化が顕著に多く、
同じ年齢層の人より
3倍も多いと言うことです。



認知機能の低下の原因は?

原因は精神的なショック、
「トラウマ」
確実に影響していると思います。
しかし
それだけではなさそうです。

ビルから出てきた粉塵を吸い込んで
呼吸器疾患になっている人も多いのです。



認知機能の低下が事実なら・・・

この記事を読んで何人かの人が
コメントしています。

驚くことじゃないと思う
ワールドトレードセンターの後遺症が
認知症を引き起こすこともあると思う
大事な事は
どうしてそうなるのか。
また今後
どうやってそれを
予防するのかだと思う。
精神的にダメージを負った人たちの脳に
どのようにして影響が及ぶのかを知る上で
この研究はとっても大事だと思う。

また別の人は

まだまだ予備実験程度。
データが不足していると思うな。
老人斑と神経原線維変化もあるらしいけど
どの程度なのか。
またその広がりはどうなのか。
などわかんないことがたくさんあるよ。
年相応のグループと比較して
同じ位になるんじゃないかな?
もう10年後に検証する必要があるな。

また別の人は
全く別の観点からコメントしています。

アルツハイマー病とは
違う認知症っぽいって書いてあるけど
亡くなった人からの老人斑を
電子顕微鏡で観察すれば
「アルツハイマー病の人の老人斑」と似てるかどうか
すぐにわかるんじゃないの?

2001年に起こった悲劇の影響が
認知機能にどの程度出ている検証するためには
もう少し時間がかかると思います。

がれきを除去すると
「亡くなった人が突然から出てくる」
わたしにとっては
衝撃が強すぎます。

「感情」から
脳は変化します。
また
その逆もおこります。

感情を豊かに
笑顔で過ごすこと
健全な脳を保つ秘訣だと思います。

記事はアルツフォーラムを参考にしました。
画像は「アルツフォーラム」と
ストーニーブルック大学のサイト
からの引用です。

今日もありがとうございました。
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