チロソールという植物由来成分が
脳のごみである
「老人斑」を減少させ
記憶を改善する効果があると
2019年6月に報告されました。
チロソールとは
植物油には入っているそうですが、
日本酒にも入っているようです。
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名古屋の食事
昨日から学会で名古屋に来ています。
本日は自分の発表と座長もあり
なかなかよく働いたなと自画自賛しています。
以前から感じていたのですが
名古屋の食事は
かなり独特で
こってり系が多い気がします。
焼き物、揚げ物、煮込み物です。
味噌カツや手羽先もおいしいです。
そして
エビフライの大きさには驚きました。
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酒成分にチロソール
私は日本酒にあまり詳しくないのですが
日本酒も種類が多く
色々と飲ませてもらいました。
おちょこいっぱい程度ですが
純米大吟醸の「空」や「吟」もいただきました。
香りも良く
味もしっかりしておりとてもおいしかったです。
ここからは少し
認知症関連の話題です。
酒の中には
苦味成分であるチロソールが入っているそうです。
このチロソールが
認知症の脳内でみられるアミロイドβの重合を抑える
という報告が2019年6月に日本から出ていました。
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日本酒にも認知症予防効果か?
ということは
日本酒をちびちび飲むと
血行が良くなるばかりでなく
チロソールにより
老人斑の蓄積も少なくなるのでしょうか?
日本酒にはどの程度チロソールが
含まれているのでしょうか?
チロソールはそもそも
飲んで頭の中まで行くのでしょうか?
など
疑問???がたくさん出てきます。
もう少し調べたいと思います。
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研究グループは、
神経細胞モデルを用いた研究によって、
植物成分から
Aβオリゴマーの毒性を抑制する物質
「チロソール」を同定しました。
さらに、
この物質を
アルツハイマーモデルマウスに長期経口投与することにより、
シナプス障害や酸化ストレス病態が
改善するといった神経保護的効果が現れるとともに、
認知障害が回復することを示しました。
すなわち、
チロソールはAβオリゴマーの持つ
神経毒性を低減することによって、
アルツハイマー病の病態を改善する効果を有する
治療薬候補物質と考えられます。
この研究成果は、
アルツハイマー病の治療薬開発において、
新たな方向性を開くという点で、
大きな意義を持つものといえます。
国立研究開発法人
国立精神・神経医療研究センター (NCNP)
学会はもうあと一日ありますが、
外食続きなので
そろそろ発酵食品を食べたいなと感じています。
みそ汁や納豆がやっぱりホッとします。
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みそしるが出ていれば
一押しお願いします。