レビー小体病に
糖質制限が効くかと
いわれれば
メタボ気味の人には効果はあるでしょう。
そう、かなり限定的です。
むしろ
レビー小体病などの人は
太っているヒトよりは
痩せ気味のひとになりやすい傾向が
ある気がします。
その点、
アルツハイマー病とは
やはり違います。
・
・
・
レビー小体病とアルツハイマー病との違い
アルツハイマー病は
脳のメタボとも言われています。
一方、
レビー小体病
(パーキンソン病と
レビー小体型認知症を含む)
では
あまりメタボが原因とは聞きません。
アルツハイマー病と
レビー小体型認知症との違いで
1番大きいのは
「自律神経障害があるかないか」です。
・
・
・
レビー小体病とアルツハイマー病
具体的な症状の違い
認知症に先立ち
便秘や起立性低血圧
また睡眠異常などの症状が現れていたら
レビー小体病の可能性があります。
また
犬が歩いている
もしくは
猫が足にまとわりついているなど
見えない人やモノが見える幻視
意外なものが顔にみえる錯視などが
レビー小体病では
頻繁に起こってきます。
(原因は後述)
・
・
・
レビー小体病とアルツハイマー病
原因からみた違い
原因として
脳に溜まる物質は
レビー小体病の場合には
シヌクレイン
一方、
アルツハイマー病の場合には
βアミロイドとタウがたまります。
つまり
レビー小体病と
アルツハイマー病で
蓄積物質も異なります。
表紙画像の
ちゃいろの物質が
シヌクレインの蓄積です。
また
蓄積物質がたまる部位も
脳の中で違っており
レビー小体病の場合には
脳の中枢では黒質
そして
末梢神経になります。
一方
アルツハイマー病では
脳の記憶を司る海馬や
前頭葉に蓄積物質が溜まってきます。
・
・
・
検査からレビー小体病とアルツハイマー病を区別する
両者を区別する検査方法としては
MRIで脳の萎縮がはっきりしていれば
特に
前頭葉に萎縮があれば
アルツハイマー病が疑われます。
レビー小体病では
それほど萎縮はっきりしないことが多いです。
2つめに
脳の血流を見る
脳血流スペクトで検査をすると
アルツハイマー病では
前頭葉領域で
血流が低下していることが多いのに
対して
レビー小体病では
脳の後頭葉で
血流が低下していることが多いです。
脳の後頭葉は
視覚情報を処理する
第一視覚野があるため
先程のレヴィー小体病でよく認められる
幻視・錯視は
この後頭葉での血流障害が
関係していると考えられています。
・
・
・
まとめ
レヴィー小体型認知症と
アルツハイマー病
どちらも認知症を呈しますが、
原因や経過は全く違います。
・
・
・
今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
「甘酒」か「みそ汁」
どちらか
お好きな方を押していただければ
うれしいです。
甘酒を押すと
ガン関連の方に情報が届きやすくなります。
味噌汁をピコッと押すと
認知症関連の方に情報が届きやすくなります。
甘酒、みそ汁の両方を押してもいいですか?
もちろん
(^-^)
やる気 がでます。