最終更新日: 2019.01.7

塩こうじ も 甘酒も作り方は簡単! [効果と栄養素]

最近、
甘酒ばかりを
お薦めしていますが、
米麹をつかうと
別の発酵食品(調味料)も作れます。
しかも簡単です。

「塩こうじ」です。

塩こうじは
塩と米麹と水だけで作ります。

腸内環境が良くなる
消化に良いなどの効果があることから

食がほそくなった方、
栄養を効果的に取りたい方
また
妊娠中の方などにも
塩こうじは最適な調味料です。



塩こうじの効果

米麹が作り出す酵素は
デンプンや多糖類を分解する「アミラーゼ」、
そして
タンパク質を分解する「プロテアーゼ」
油や脂肪を分解する「リパーゼ」があります。

野菜や魚介類や肉などの食材を
塩こうじに30分ほどつけると
塩こうじの酵素パワーで
食材の旨味が増すばかりでなく
やわらかくなり
驚くほど美味しくなります。

適度に分解された栄養成分は
体への吸収も良く
体力が衰えている方は消化しやすくなり
栄養吸収がアップします。

これらの
酵素たちは
タンパク質なので
残念ながら
腸では効果を発揮できません。

「酵素が含まれているので、
美容に良い!」といった
宣伝や広告をみますが
あれは 嘘です。

嘘か!!!

酵素は含まれていても
分解されてしまいます。

しかも
酵素が働くためには
最適な環境があり、
酸性度や塩分濃度などが
適した環境で
はじめて酵素として働きます。

そのため、
口から食べ物として摂取した
酵素たちは
ほとんど酵素としては働いていません。

しかし
酵素はタンパク質の一種です。
そのため、
「酵素」は
アミノ酸に分解されて
腸内細菌のエサになっています。

つまり
腸内環境は良くなります。



塩こうじはビタミン豊富

塩麹には
ビタミンB群がとても豊富に含まれています。

新陳代謝や疲労回復、
さらに
葉酸も含まれているため
妊娠している方にも
最適な調味料となります。


塩こうじの作り方

米麹の状態と温度により
塩こうじの出来上がる時間が変わってきます。

おおよそ
1週間から1カ月かかります。

白いコメから作った米麹の方が
玄米麹よりも早く出来上がります。

温度は室温(20度程度)がベストなので
冬は少し発酵が遅くなります。

夏はすぐに発酵が進むために
蓋を一日一回は
あけてあげる必要があります。

甘酒に比べて
少し手間がかかりますが、
基本、
塩を溶かしたお湯に
米麹を混ぜ合わせて

おしまいです。

めんどくさがりの
私でも今まで一度も失敗したことはありません。

画像は
玄米麹を使った塩こうじです。
こちらは
1カ月かかった塩こうじです。



まとめとして

甘酒や塩麹は単独でも
十分料理の幅が広がります。

そこに
発酵調味料の
しょうゆや味噌を取り入れると
さらに
味にバリエーションが出てきます。
日本食ってすごいですね。
腸内細菌たちも大喜びでしょう。

今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

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