記憶力の低下が
すぐに認知症ではありません。
逆に
認知症のかたは
確実に記憶力が
衰えていきます。
脳が老化するのです。
原因はいまだにわかりませんが
世界中で
認知症の改善をめざして動いています。
認知症に対する
「治療」と
「早期診断」は
どちらが欠けても
認知症を改善・予防することはできません。
しかし
現状は片方だけしか回っていません。
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アルツハイマー病薬をあきらめる大手製薬会社
ファイザーは2018年1月、認知症患者の6割以上を占めるアルツハイマー病の治療薬などの研究開発を打ち切ると発表した。関連業務に就く約300人を削減。
メルクも2018年2月、期待した効果が得られないとして、アルツハイマー病患者の脳に蓄積する異常なたんぱく質の生成を抑える薬の臨床試験を中止すると表明。
イーライリリーも2018年、アルツハイマー病に対する新薬の承認申請を断念したほか、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も今月、安全上の問題が確認されたとして臨床試験を打ち切った。
時事通信社より引用
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検査技術はかなり進んできた
一方、
アルツハイマー病の診断技術は
かなり進んでいます。
2018年2月にNatureにも報告されました。
ノーベル賞受賞者の
田中耕一さん率いる
島津製作所株式会社と
国立長寿医療研究センターの共同研究です。
ただ
アルツハイマー病と診断されても
治療法がないのであれば
困ります。
不安です。
ひどい場合には
「不安」から
認知症が加速してしまうかもしれません。
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アルツハイマー病の治療・予防を誰がやるのか?
大手製薬企業は清算の合わない事業を削ります。
生き残るためには仕方ないのですが
納得いきません。
では
誰がアルツハイマー病の治療法を
進めていくのでしょう?
国立機関、大学とベンチャー企業しかありません。
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ベンチャー企業の一例
認知症の治療に必ず
薬が必要かというと
そうでもありません。
むしろ
日常生活から
認知症を治療・予防できます。
2つご紹介します。
1つ目は
アートをつかって
認知症を改善・予防を目指しています。
2つ目は
Ai技術を得意とする会社です。
社会を巻き込んで
認知症予防を目指しています。
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1つ目の会社は
静岡大学発ベンチャー
株式会社スプレーアートイグジンです。
オリジナル商品「ミッケルアート」を開発
認知症予防・改善のための映像です。
無料視聴は
2018年5月27日6月末までとなります。
資料無料請求や
その他のお問い合わせは
思い出話で認知症予防
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2つ目の会社は
株式会社エクサウィザーズです。
知覚・感情・言語による
包括的ケア技法で介護における課題解決を目指しています。
実際に
福岡市が
平成30年度より実施する
「認知症フレンドリーシティ・プロジェクト」のメンバーとして
加入しています。
認知症ケア技法の一つである
「ユマニチュード®」の講習を提供しています。
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ユニマチュードとは
ユマニチュード®を実践することで、
被介護者の介護拒否や突然怒り出すなどの認知症行動・心理症状が軽減すること、
さらに看護・介護専門職や家族の疲弊や燃え尽きが軽減することが
客観的指標により明らかにされました。
株式会社エクサウィザーズより引用
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まとめとして
認知症を治療・改善・予防するためには
社会レベル
日常(生体)レベル
細胞レベル
分子レベル
で総合的にとらえていく必要があります。
脳神経系の病気の場合には
ガンとは異なり、
ヒトの「こころ」が
非常に大きく病態に関わってきます。
そのためにも
皆さんが
それぞれの置かれた環境で
毎日できることを
精いっぱいされていると思います。
そこで感じたことや
少しでも得た情報を
あなただけのものにはせずに
ドンドンとみんなに広げていきましょう。
そのことが
きっと誰かの役に立つはずです。
そして
伝えてきた「あなた」の
行動と気持ちが
あなた自身の「脳の老化」を防いでくれるのです。
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今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
次世代には
認知症で苦労する人や
介護する人を少なくしたい。
「あなたから認知症予防を」をスローガンに
「研究」と同時に
このブログでコツコツと活動をしています。
みそしる一押しお願いします。
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