前回の記事で
「パーキンソン病は感染するのですか？」という質問を
何人かの人からいただきました。

ITさん、TBさん、Sさん、Sさん
大丈夫です。

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パーキンソン病も認知症も感染症ではない

パーキンソン病や認知症は
感染症ではありません。

前回の記事は
マウスに大量の異物を
人工的に注入する
かなり
日常ではありえない実験です。

そのまま
論文の方法を引用します。

2〜3ヶ月齢のマウスを
ケタミン塩酸塩（100mg / kg、腹腔内）およびキシラジン（10mg / kg、腹腔内）で麻酔した。
そして、脳の半球に、組換えα-シヌクレイン（5μg）を定位的に注入した。

Science. 2012; 338(6109): 949–953.
doi: 10.1126/science.1227157
Pathological α-Synuclein Transmission Initiates
Parkinson-like Neurodegeneration in Non-transgenic Mice.

この論文は
アメリカの研究グループからの報告です。

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この論文の場合には、
マウスに人工的に作った
異常凝集物を接種しています。

ヒトパーキンソン病と
多系統萎縮症患者さんからの
脳抽出液も
同様の手法でマウスに接種しています。

摂取する場所は
上記の論文では
こんな感じです。

Science. 2012; 338(6109): 949–953.

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これは実験的に
無理に異物を脳に入れています。

しかし
本来
異物が脳の中に入ることはあり得ません。
脳はどの臓器よりも
頑丈に守られています。

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脳の脆弱性

脳はがっちりと
まもられているため、
逆に
もろい面があります。

たとえば
一度、
脳内で出血などがおこると
脳や血液の逃げ場所がないのです。

そのために
脳内の圧力が高まり、
生命の危機に関わってきます。

すこし言葉が難しいですが
「頭蓋内圧亢進」により
脳幹を圧迫するため、
呼吸や心拍を司っている神経細胞が
障害されます。

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まとめ

認知症も
パーキンソン病関連疾患も
感染しません。

ご安心ください。
(^－^)

今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

みそしる一押しお願いします。

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