世界中で認知症の研究が
進められていますが、
遅々として進まないです。
でも
前向きに
進んでいきましょう。
お金を持っている方は
今のこの状況を何とかするために
私財を投じています。
マイクロソフトやグーグルの創業者が「認知症研究」に私財を投じる理由
また
新しい技術や材料が
次々と生まれています。
認知症研究が進まない3つの要因
要因は少なくとも3つあると思います。
1 根本的な原因が不明。
2 ゆっくりとした変性なので効果を見るために時間がかかる。
3 認知症早期の人を見つけにくい。
ガンや炎症などとは
病態がまるで異なります。
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認知症対策を効率的に進めるための新技
2018年3月に
アメリカのバイオテクノロジー企業
Elixirgen Scientific
(エリクサジェン・サイエンティフィック、
カリフォルニア)が、
様々なヒト疾患モデル細胞を売り出しました。
(表紙の画像がホームページです)
山中先生のiPSを使った技術です。
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患者由来iPS細胞の種類
自閉症モデルやてんかんモデルなど
神経系に限っても
疾患例が豊富にあります。
比較できるように正常例も
たくさんリストにありました。
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認知症患者由来細胞をどう使う?
今後
患者由来の細胞を1,600種類まで増やし
提供をするとのことです。
これらの細胞を使うことで
どのようにして病気が進んでいくのか
細胞レベルで解析することができます。
さらに
有効な薬のスクリーニングや
創薬にも利用できます。
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認知症患者由来iPS細胞の価格は?
ちなみに
価格は
大学などでは750ドル。
約8万円程度です。
企業が利用するとその倍
1500ドルとなっていました。
16万円ほどです。
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他の神経変性へも応用可能
私は
5年前に京大に
iPSの実技講習に行きました。
パーキンソン病
レビー小体病
多系統萎縮症の
神経変性への応用ができるかと思ったのです。
しかし
その頃は
神経細胞に分化させる段階で
様々な手法が混在しており
とても片手間でできるものではないなと思い
あきらめました。
ここ数年で
技術が進歩しました。
分化誘導に関する研究が加速し
今では1週間程度で確実に
ある特定の神経細胞に分化させせることができます。
すごい進歩です。
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今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
次世代には
認知症で苦労する人や
介護する人を少なくしたい。
一歩ずつですが
みんなで進んでいきましょう。
みそしる一押しお願いします。
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