最終更新日: 2017.12.6

認知症 の 原因 を 音 から テスト してみよう ! [ 聴覚試験 ]

「認知症・認知機能の低下」と
深く関連する要因があります。

これらの要因を減らすことができれば
35%の認知症は防げます。

一番の相関する要因は意外でした。

実は「聴力」です。

・
・
・

・
・
・

認知機能に影響する要因

認知症発症に係るリスクは以下です。

中年期以降の聴覚低下  9パーセント
初等中等教育  8パーセント
晩年期からの喫煙  5パーセント
晩年期からの「うつ」  4パーセント
晩年期からの運動不足  3パーセント
晩年期からの社会的孤立  2パーセント
中年期からの高血圧  2パーセント
晩年期からの糖尿病  1パーセント
中年期からの肥満  1パーセント

トータル  35パーセント

これ以外は
遺伝要因や未解明の部分です。

この中でトップが
「中年期以降の聴力低下」。

詳細は以前の記事をどうぞ。

聴力の低下を指標に35%の認知症を防ごう

・
・
・

聴力テスト

「嗅覚低下」が
認知機能や神経変性の超初期症状ということは
よく言われています。

たしかに
嗅覚も
視覚も
味覚も
聴力も
触覚も
五感はすべて
加齢とともに衰えてきます。

聴力がどの程度か
まずは試してみましょう。

(注意)

ビーっという音が出ます。
人混みでは再生しないでください。

年齢が上がるほど
(加齢性難聴)
だんだんと音が聞き取りづらくなります。

ちなみに
わたしは15000Hzがぎりぎりで
それ以降の音はさっぱり聞こえませんでした。

・
・
・

なぜ高い音がきこえにくくなるの?

耳は
高い音から聞き取りにくくなる傾向があります。

なんでや?

音は外耳、
中耳を通った後
内耳に達します。

内耳にある蝸牛(かぎゅう)で
音を認識します。

蝸牛とはカタツムリみたいな形をしています。
蝸牛の中には、
「有毛細胞」と呼ばれる、
毛(繊毛)をもった細胞をびっしりと生えています。
有毛細胞は細胞ごとに違った音に反応します。

・
・
・

有毛細胞の並び方に特徴があり、
蝸牛の入り口に近い
有毛細胞は高い音に反応します。

奥に行くほど
低い音に反応する有毛細胞になります。

音は必ず蝸牛の位置口から入ってくるために
入り口に近い再細胞ほど
常に様々な音にさらされ続けることになります。

その結果、
加齢とともに次第にダメージを受けて
最終的には有毛細胞が
入り口から破壊されると考えられています。

つまり
高い音ほど
徐々に聞こえにくくなってくるのです。

・
・
・

難聴の種類

聴力低下には
原因により
加齢性難聴と病的難聴にわかれます。

KinKi Kidsの堂本剛さんが
2017年6月27日に
突発性難聴で入院しました。
(2017年7月4日に退院。)

突発性難聴は
病的難聴の一種です。

原因がわからないのですが
ウイルス説や
細菌説
ストレス説など
いまだに原因不明です。

突発性難聴と
認知機能は関係がありません。

認知症と関係があるのは
中年期以降の聴力低下です。

・
・
・

病的難聴をおこす病気

大きく分けると6つにわかれます。

外傷
炎症
腫瘍
代謝障害
血流障害

その他として
メニエール病
自律神経失調症などがあります。

(自律神経失調症の中でも
特に「めまい」は難聴と関係します。)

原因が一つの時もあれば
合併することもあります。

また
相互に関連することも
珍しくありません。

・
・
・

たとえば

脳腫瘍(グリオブラストーマなど)が大きくなった結果、
聴覚を司る神経領域がダメージをうけ
結果として
「難聴」が出てくることもあります。

また
脳梗塞で
聴神経の血管を障害した結果
血流障害から
「難聴」がでてくることもあります。

・
・
・

おまけ

音の周波数は高いほど
ビーっと頭に響きます。

しかし
さらに周波数があがり、
超音波ともなると
ヒトは聞くことができなくなります。

ラットは超音波の笑い声をだします。

ラットの笑い声は
50,000 Hz
なので
私たちヒトには聞こえません。

特殊なマイクで
50000 Hzの音を聞こえるようにしたのが
下の動画です。

・
・
・

ラットをくすぐると
キュキュキュと笑い声をあげています。

ちなみに
もっとも笑い声をあげるのは
お腹をくすぐった時です。

背中やしっぽをくすぐっても
あまり効果はありません。

また
ラットにストレスがあると
笑わなくなります。

以下の文献を参考にしました。
「ラットをくすぐった時の体性感覚野の神経活動」
Neural correlates of ticklishness in the rat somatosensory cortex.
S. Ishiyama, M. Brecht
Science 2016:Vol. 354, Issue 6313, pp. 757-760
DOI: 10.1126/science.aah5114

・
・
・

今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

私たちの感覚野は
一部の周波数にしか応答しません。

赤外線は見えないし、
超音波はきこえません。

一方
虫たちや
動物たちは
ヒトとは違う感覚をもち
違う世界を見ている(感知)しています。

たとえば
犬と散歩をしているとき
同じ景色を見ていても
犬が見ている景色と
ヒトが見ている景色は
まったく違う世界なんです。

みそしる一押しお願いします。

人気ブログランキング

2017年12月
月 火 水 木 金 土 日
« 11月   1月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

今月のピックアップ

PAGE TOP